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理科の過去問演習の進め方|なるほどなっとく 中学受験理科

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学習範囲が広く、難しいイメージがある理科の中学入試問題。難関校に多くの子どもを合格させてきたカリスマ講師・小川眞士さんが、子どもの理科力を育むためのヒントを伝えます。

6年生は、これから家庭で本格的に過去問演習に取り組みます。理科には理科ならではの演習の進め方があるという小川先生。今回は学校別の過去問演習について、押さえておくべきポイントを伺いました。

学校別の過去問演習は10月頃から、いろいろな学校の問題を解く

理科の過去問演習は、単元別と学校別の2種類があります。単元別の過去問演習とは、いろいろな学校の入試問題を、電気、水溶液、気象、植物など単元別に編集したテキストや問題集を解きます。大手塾などは授業の一環として、すでにそれぞれの単元の授業で過去問演習を行っています。これに対して学校別の過去問演習は、入試本番を意識して、受験予定校の入試問題を解きます。学校別の過去問は各家庭で購入して解くケースが多く、早い子は夏頃から始めます。

学校別の過去問演習をいつ頃から始めればよいのか、質問を受けることがありますが、

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小川眞士

小川眞士

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小川理科研究所(東京都豊島区)主宰。都内の中学校教諭を経て、四谷大塚進学教室理科講師に。開成や桜蔭の特別コースを約25年間担当、コース生28人全員が開成中学に合格した実績を持つ。教務主任や副室長も務めた。2009年4月に小川理科研究所を開設。主な著書に、『中学受験 理科のグラフ完全制覇』(ダイヤモンド社)、『これだけ理科』(森上教育研究所スキル研究会)、『カンペキ小学理科』(技術評論社)がある。

水溜 兼一(Playce)

  • この記事の著者

雑誌・新聞の編集・ライターを経て、現在は、通信教育企業のキュレーションサイトや大学案内のライティングなどを担当。