連載 中学受験との向き合い方

学びに大切な心構え「自制心・忍耐力」と「他者のまなざし」 ―― 中学受験との向き合い方

専門家・プロ
2020年8月25日 やまかわ

首都圏の一部では、4人に1人の小学生が挑戦するともいわれる中学受験。子供の受験に親はどう向き合えばよいのでしょうか。この連載では、『中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由』の著者である、田中純先生に中学受験との向き合い方をテーマにさまざまな話を伺います。

中学受験にはさまざまな学びがあります。授業や問題演習を通じて知識を得たり、自分なりの勉強習慣を模索したり、怠けたい気持ちに打ち勝つ方法を工夫したりと、学びと成長のチャンスが詰まっています。何かを学ぶときに大切になってくるのが、学びに対する心構えです。今回は2つのエッセンス ――「自制心・忍耐力」と「他者のまなざし」に触れます。

自制心・忍耐力

中学受験の道のりは長いです。友達と遊んだり趣味に興じたりする時間もありますが、やりたいことを我慢したり、苦手なことも工夫してやりきる必要があります。私は中学受験を最後までやり抜く経験が、その後の人生のさまざまな困難を乗り越えていく力になると考えています。こうした自制心や忍耐力を伴った努力は、理想を実現するための強力な武器になるからです。もちろん中学受験だけに限定するわけではありませんが、自制心・忍耐力は子供が思春期を迎えるまでに身につけてほしいエッセンスでしょう。


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田中純
田中純 専門家・プロ

開成中学校・高等学校、国際基督教大学(ICU)教養学部教育学科卒業。神経研究所付属晴和病院、中高教諭、学校カウンセラーを経て公文国際学園開講準備に参加。現在は赤坂溜池クリニックやNISE日能研健康創生研究所などでカウンセリングやコンサルテーションを行っている。「一家にひとり、一課にひとりのコミュニティ・カウンセラー」を育てることを目標としている。著書「ストレスに負けない家族をつくる」「中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由」(みくに出版)

この記事の著者

編集・ライター。学生時代から都内で6年間塾講師を務める。塾講師時代は、おもに作文・国語・英語の科目を担当。小学生から中学生までの指導にあたる。現在は編集・ライターとして教育関連をはじめ、街歩き・グルメ記事の執筆取材をおこなう。