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中学受験の勉強で「自分の部屋」が必要になるのはどんな場合? (1ページ目)

2018年3月13日 中学受験ナビ 編集部

中学受験を考えている親たちの間でよく話題になるのが、「子供がどこで受験勉強をしているか」ということです。

勉強場所と聞くと「自分の部屋」というイメージが浮かびますが、東大生の多くがリビング学習をしているという内容の本が、かつてベストセラーになったこともあり、最近では子供の勉強部屋はつくらずにリビングに勉強場所(スタディスペース)をつくる家庭も多いようです。

筆者の周りはどうかといえば、中学受験が本格的になる前の小学4年生くらいまではリビング学習の子が多かったのが、中学受験勉強が本格化する高学年になるにつれて「子供部屋を作った」という話を聞くことが増えてきた印象です。

中学受験をするにあたって勉強部屋が必須というわけではありませんが、状況によっては自分の部屋をつくってあげたほうがよいこともあります。今回はどんな場合に「自分の部屋」が必要になるのかを説明したいと思います。

「自分の部屋」が必要になるパターン[1]1人の方が勉強に集中できる

中学受験の勉強は小学生にとってハードなものです。夜、塾から帰ってきて、その宿題をしていたら真夜中に……といったことはよくあることだと思います。まだまだ体力がない小学生、少しでも睡眠時間を確保して身体を休めるためには、勉強は最大限集中してできる環境をつくることが必須課題です。

そのため、お子さんが「1人の方が勉強に集中できる」というタイプならば、「自分の部屋」をつくるという家庭が多いと思います。

ただし、1人だと気が緩んでしまう子もいます。少しだけ休憩しようと思ったのに、気がついたら漫画本を読みふけっていたり、自分の部屋のベッドについついゴロン……なんて場合も。そのため、お子さんの性格によっては、部屋のドアは開けっ放しにする、たまに部屋を覗きにいくなどの工夫が必要です。

「自分の部屋」が必要になるパターン[2]兄弟・姉妹の存在が気になる

2つめは兄弟・姉妹の存在が気になって勉強がはかどらない場合です。とくに年齢が離れた弟や妹がいる場合や、兄弟・姉妹の間で生活パターンがそれぞれ異なる場合は、「自分の部屋」をつくることが多いようです。

というのも兄弟・姉妹がガヤガヤうるさいと勉強に集中できませんし、なかには「弟(妹)は遊んでいるのになんで自分だけ勉強しなければいけないの? ズルい!」と感じてしまう子もいるようです。

親からすると、「下の子とは年齢も状況も違うでしょう……」と言いたくもなります。本人が十分にわかっていても、ついつい不公平感を弟や妹に八つ当たりして発散してしまうことも。勉強していたはずなのに、気がついたらきょうだい喧嘩をしているようでは勉強に集中できません。逆に弟や妹にとっても「なんで自分がテレビや遊びを我慢しなければいけないの!」とストレスになることもあります。こういった場合は、「勉強は自分の部屋でする」というのが、双方にとって最も平和的な解決方法です。

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