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小5の娘は睡眠時間が少なくなると途端に集中力が落ちてしまいます。|下剋上受験 桜井信一の中学受験相談室

2020年10月06日 桜井信一

『下剋上受験』でおなじみ、桜井信一さんが中学受験を考える親御さんのさまざまな悩みに答えます。今回は小5のお子さまをもつ親御さんからの相談です。

今回の相談

桜井さん、こんにちは。小5の娘の睡眠時間について相談させてください。

娘の集中力は、睡眠時間が少なくなると途端に落ちます。学校から帰って塾に行き、睡眠時間を8時間半確保すると、勉強時間は2時間~3時間しか取れません。学校の宿題と塾の宿題で確保した時間が終わってしまい、偏差値をあげるためのプラスアルファが捻出できないのです。

本人も頑張って睡眠時間を1時間半削ってみましたが、そうすると集中力が落ちて効率が悪くなる上に、体調を崩し風邪をひいてしまうのです。

これから小6、ますます時間が確保しにくくなります。桜井さんの娘さんの時は、どの様にやりくりされていたのでしょうか。アドバイスをいただけたらと思います。

相談者:やまちゃん
お子さまの学年:小5


桜井さんの回答

やまちゃんさま、はじめまして。

小学生に適当な睡眠時間というのはないと思うのですね。今までにどれくらい睡眠をとってどんな環境で寝ていたかなんて人それぞれですものね。

睡眠の質を「長さ×深さ」と考えたとき、答えは色々だと思いませんか。

ちなみに、私は睡眠の専門病院で一晩中機械につながれた状態で検査をしたことがあるのです。レム睡眠がどうのこうの、ノンレム睡眠がどうのこうの…というやつです。結果は浅い睡眠でした。そして、リズムも悪かったです。

本当は多めに睡眠をとりたいところですが、そんな悠長な生活はできませんから、昔からずっとあまり眠りません。娘の睡眠時間なんて受験までは深く考えたことがありませんでした。それが突然超短時間睡眠になりましたから、深夜にはいつも眠そうでした。完全に非効率です。でも怖くて眠れないんですね。難しい判断でした。

そこで頑張ったのがストレッチです。肩甲骨あたりから首筋にかけてほぐすようにストレッチする習慣をつけました。うちは、これがとても合いました。体質もあるでしょうから迂闊なことは言えませんが、うちは無理し続けたというよりも短時間睡眠に慣れていったような気がします。

娘はその後、中高でも睡眠は6時間ほどでした。ちょっと早めに大人になったのかもしれませんが、中学受験のおかげで良い夢を見ながら眠りについてくれていると私は信じています。


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※記事の内容は執筆時点のものです

桜井信一
この記事の著者

中卒の両親のもとで育ち、自らも中卒になる。 娘の下剋上のために一念発起して小5の勉強からやり直す。塾には行かず、父娘の二人三脚で偏差値を41から70に上げ、100%不可能とされた最難関中学「桜蔭学園」を目指した。その壮絶な受験記録を綴った『下剋上受験』はベストセラーに。 2017年1月には待望のドラマ化。 勉強のコツや中学受験の裏事情をユニークな語り口で紹介するブログは根強い人気を博している。

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