合格を手に入れるための過去問の上手な使い方|今一度立ち止まって中学受験を考える
専門家・プロ
2020年10月28日
石渡真由美
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入試対策に欠かせない過去問。でも、どのように取り組めばよいのかわからず、困っているというご家庭も多いことでしょう。そこで今回は、過去問を取り組む際に気をつけるべきポイントをお伝えします。
入試傾向と時間配分をつかむ
過去問は何のためにやるのでしょうか? まず第一の理由は、志望校の入試傾向をつかむためです。一般的に中学受験の勉強は、小学4年生から6年生の入試本番まで約3年をかけて準備をしていきます。これまでの勉強は、塾で中学受験に必要なことを単元ごとに学び、問題演習を行うというものでしたが、ここからは入試問題で得点するためのより実践的な学習に切り替えていかなければいけません。そのために必要なのが、入試傾向をつかむ必須アイテムである過去問です。
過去問に取り組む際は、入試本番を意識することが大切です。そのため制限時間は必ず守りましょう。はじめは問題を解くのに時間がかかって、最後まで答案を埋めることができないこともあります。しかし、こうした失敗を経験することで、「計算問題はもっと速く解かなければ!」と気づいたり、「頭からやるのではなく、解ける問題からやっていこう」と戦略を練ったりすることができます。そうやって、時間配分をつかんでいきます。
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