連載 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」

中堅校志望の子に、いま伝えたいこと ―― 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」

専門家・プロ
2020年12月16日 やまかわ

中学受験と聞くと、難関校を目指す受験がどうしてもイメージされます。しかし、そうではない、あるいはそのやり方に疑問をもつご家庭は少なくないでしょう。この連載では、『ゆる中学受験 ハッピーな合格を親子で目指す』の著者である亀山卓郎先生に、親子で疲弊しない中学受験をテーマにさまざまなお話を伺います。

2020年も、残すところあとわずか。中学受験のクライマックスに差し掛かってきました。受験本番は真剣勝負の場。貪欲に努力を続けてきた子、そして試験官がテスト終了を告げるその瞬間まで鉛筆を止めなかった子、こうした子が報われるのが中学受験です。中堅校志望の子に向け、私が受験直前にいつも伝えている「勝負の哲学」をお話しします。

ミラクルは起きない

「奇跡的に合格」といったミラクルは、中学受験ではまず起きません。自分が本番の入試までどれだけ頑張ったかが、合格・不合格としてしっかり現れるのが中学受験。中村正直が『西国立志編』で訳したとされる「天は自ら助くる者を助く」という言葉しかり、自分で努力を重ねてきた子には必ず結果がついてきます。

一方で、受験生のなかには以下のような子もいます。

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亀山卓郎
亀山卓郎 専門家・プロ

かめやま たくろう|明治学院高等学校、成城大学卒業。大手塾・個人塾などで教務経験を積んだ後、2007年に転居のため千葉県及び江戸川区の塾を閉鎖し、台東区上野桜木で「進学個別桜学舎」をスタート。首都圏模試の偏差値で60を切る学校への指導を専門に「親子で疲弊しないノビノビ受験」を提唱している。TJK東京私塾協同組合員、第一薬科大学付属高校上野桜木学習センター長。YouTube「下町塾長会議」構成員。著書「ゆる中学受験ハッピーな合格を親子で目指す」(現代書林)、「めんどうな中学生(わが子)を上手に育てる教科書」(ブックトリップ)、構成・問題監修「LIZ LISA Study Series中1/中2」、監修「おっぱっぴー小学校算数ドリル」(KADOKAWA)

この記事の著者

編集・ライター。学生時代から都内で6年間塾講師を務める。塾講師時代は、おもに作文・国語・英語の科目を担当。小学生から中学生までの指導にあたる。現在は編集・ライターとして教育関連をはじめ、街歩き・グルメ記事の執筆取材をおこなう。