氷、水、水蒸気。「水の状態変化」を考えてみよう|なるほどなっとく 中学受験理科
専門家・プロ
2021年3月03日
水溜 兼一(Playce)
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学習範囲が広く、難しいイメージがある理科の中学入試問題。難関校に多くの子どもを合格させてきたカリスマ講師・小川眞士さんが、子どもの理科力を育むためのヒントを伝えます。
入試理科では、理科的思考力が求められます。子どもの理科的思考力を養うためには、普段から身の回りのいろいろな事象に興味を持ち、その原因を理科的視点で捉える姿勢が大切です。今回は、さまざまな事象の中から「水」にフォーカスして、小川先生にお話いただきます。
入試でも取り上げられる「水の状態変化」
「水」は、私たちにとって身近な物質の一つです。水は、冷やすと氷になり、熱すると水蒸気になります。物質の状態が、固体・液体・気体と変化することを「状態変化」といいます。中学入試でも取り上げられるテーマですが、水の状態変化の問題では次のグラフがよく扱われます。
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