
音って、なんだ? 身の回りの音について考える|なるほどなっとく 中学受験理科
専門家・プロ
2021年8月23日
水溜 兼一(Playce)
学習範囲が広く、難しいイメージがある理科の中学入試問題。難関校に多くの子どもを合格させてきたカリスマ講師・小川眞士さんが、子どもの理科力を育むためのヒントを伝えます。
入試理科では、理科的思考力が求められます。子どもの理科的思考力を養うためには、普段から身の回りのいろいろな事象に興味を持ち、その原因を理科的視点で捉える姿勢が大切です。今回は、さまざまな事象のなかから「音」にフォーカスして、小川先生にお話いただきます。
物体の振動が波となって伝わり、音になる
人の声や虫の声、電車や車の音、目覚ましのベルやテレビの音……。私たちの日常には、さまざまな「音」があふれています。
音は入試理科でも取り上げられるテーマですが、そもそも「音とは何か」を考えたことはありますか?
音は物体の振動が波になって空気中を伝わってきたものです。この波が耳の鼓膜を振動させることで、人はそれを音として感知します。つまり物体が振動しないと音は生まれません。逆に言えば、物体が振動すると必ず音が生まれます。しかし、人間には感知できる音が決まっていて、高周波や低周波といった人の耳には聞こえない音もあります。
音叉(おんさ)でできる波のイメージ
音にはいくつかの特徴があります。
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