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“深化”するグローバル教育#2 ―― カリタス女子中学校「英語とフランス語が必修の独自教育」|中学受験のよもやま話


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私学が力を入れている国際交流プログラムを見ると、いわゆる「英語教育」「語学教育」だけでなく、各校ならではのグローバルな視点を通し、これからの社会に対応していく力を養う教育に取り組んでいることがわかります。ここでは私立中高一貫校が独自に生み出し実践する、特色あるグローバル教育プログラムを紹介していきます。

今回紹介するのは、「カトリックの精神」を基盤とする人間教育に力を入れている、カリタス女子中学高等学校です。

※紹介するプログラムは、新型コロナウイルス感染症対策として中断している場合もあります

「カトリック伝統校」のイメージを覆すアグレッシブな国際教育

カリタス女子中学高等学校は、神奈川県川崎市に校舎を構える伝統校です。1960年に「学校法人カリタス学園」が設立し、2020年に創立60周年を迎えました。なお校名の「カリタス」とは、ラテン語で“愛・神の愛”を意味する言葉です。

カリタスの一日は「朝の祈り」で始まります。さらに、全学年の生徒が「カトリック倫理」の授業を毎週受けるなど、その原点とも呼べるカトリック教育に重きを置いている女子校として知られています。

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