「中学生の親」となるお父さん・お母さんへ ―― 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」
専門家・プロ
2022年2月18日
やまかわ
0
中学受験と聞くと、難関校を目指す受験がどうしてもイメージされます。しかし、そうではない、あるいはそのやり方に疑問をもつご家庭は少なくないでしょう。この連載では、『ゆる中学受験 ハッピーな合格を親子で目指す』の著者である亀山卓郎先生に、親子で疲弊しない中学受験をテーマにさまざまなお話を伺います。
中学受験を終え、まずは一安心のご家庭も多いでしょう。子どもたちは残り少ない小学校生活を十分にエンジョイしつつ、中学校生活という新たなステップを見据え、少しずつ準備を始めていけると良いですね。そして親御さんもまた、これからは小学生の親ではなく、中学生の親。中学受験の前と後で、子どもは親が想像する以上のスピードで成長します。中学に入ってから困惑しないよう、ぜひ今のうちから気持ちを切り替えておきましょう。
まずは「よくがんばったね」の一言を
これまで2年ないしは3年、遊びたいのを必死で我慢しつつ、受験生活を送ってきた子も多いかと思います。そして、ようやく終えた中学受験。親御さんとしては、まずは結果に関係なく「よくがんばったね」「お疲れさま」と労わってあげましょう。その上で、「受験勉強どうだった?」と話を聞いてあげてください。楽しかったこと、辛かったこと、受験を通して成長を感じられたこと ――。子どもなりに、思ったことはたくさんあるはずです。こうした振り返りをすることで、親子共に受験生活に一区切りがつき、また新たな気持ちで次の「中学校」というステップに進めます。
0
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます