中学受験ノウハウ 学習 連載 中学受験との向き合い方

読解力をどう育むか、本を読む子に育てるには? ―― 中学受験との向き合い方

専門家・プロ
2022年4月28日 やまかわ

首都圏の一部では、4人に1人の小学生が挑戦するともいわれる中学受験。子供の受験に親はどう向き合えばよいのでしょうか。この連載では、『中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由』の著者である、田中純先生に中学受験との向き合い方をテーマにさまざまな話を伺います。

中学受験で「読解力」というと、国語的スキルという印象がありますが、相手のことを推し量るために必要なスキル、いわばコミュニケーションに必要なスキルでもあります。ここでは読解力とはどういったものか今一度考え、読書との関係はどうか、本を読む子に育てるにはどうしたらいいかといったことを考えてみます。

読解力の根っこの部分

読解力について辞書で調べると「文章を読んで、その意味を明らかにする」といったことが書かれています。しかし、この読解力を根本的なところから考えてみると、まず「書いてあることと、書いてないことの分別(ぶんべつ)」があるように思います。

勉強の場面でも、たとえば「文章を読んで次の問に答えなさい」といった問題があった場合、書いてないことが問われることは、あまりないわけです。受験生は文中に書いてあることと、そうではないものとを点検・区別して解答します(もちろん『あなたの意見を自由に書きなさい』といった問いもありますが……)。

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田中純
田中純 専門家・プロ

開成中学校・高等学校、国際基督教大学(ICU)教養学部教育学科卒業。神経研究所付属晴和病院、中高教諭、学校カウンセラーを経て公文国際学園開講準備に参加。現在は赤坂溜池クリニックやNISE日能研健康創生研究所、コミュニティ・カウンセラー・ネットワーク(CNN)などでカウンセリングやコンサルテーションを行っている。相性はDon先生。著書「ストレスに負けない家族をつくる」「中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由」(みくに出版)。公式YouTubeはこちら

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この記事の著者

編集・ライター。学生時代から都内で6年間塾講師を務める。塾講師時代は、おもに作文・国語・英語の科目を担当。小学生から中学生までの指導にあたる。現在は編集・ライターとして教育関連をはじめ、街歩き・グルメ記事の執筆取材をおこなう。