中学受験ノウハウ 連載 桜井信一の中学受験相談室

私は私立中学受験をさせたいのですが、主人は「公立中でいい」と言います。|下剋上受験 桜井信一の中学受験相談室

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2022年5月01日 桜井信一

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『下剋上受験』でおなじみ、桜井信一さんが中学受験を考える親御さんのさまざまな悩みに答えます。今回は小5のお子さまをもつ親御さんからの相談です。

今回の相談

私立中高一貫校の受験を考えているのは、末っ子の娘です。

住んでいる地域は公立王国で、上の子ふたりも、主人も私も公立中学出身です。上の子ふたりは、中学受験勉強のスタート時期に間に合わなかったので、公立中学に進学しましたが、相談の末っ子の娘は準備できる時間もあるし、中高一貫校に進むメリットも大いにあると判断し、検討をはじめました。

金銭的な面も考えて「特待」を狙っていて、特待が取れなかったら、公立中学に進学することになると思います。娘自身も前向きに取り組んでいます。私立中学に行きたいという気持ちも強くなってきているようですし、成績もいい位置をキープしています。

ただ、主人がどうしても納得がいかない様子なのです。娘の勉強を頑張る姿を見ていても、「そんなに勉強しなくてもいい」という感じです。

主人に中学受験に協力的になってもらうには、どうすればよいのでしょうか?

相談者:子供の笑顔大好き
お子さまの学年:小5


桜井さんの回答

子供の笑顔大好きさま、こんにちは。

反対しているご主人さまに協力的になってもらうことって、なかなか難しいのではないでしょうか。

受験勉強を進めているうちに徐々に乗り気になっていくことはあるでしょうし、成績があまりにも良くて乗り気になるってこともあるかもしれませんが、基本的には反対者はそのまま反対ですよね。

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オンライン塾「下剋上受験塾」主宰。中卒の両親のもとで育ち、自らも中卒になる。 娘の下剋上のために一念発起して小5の勉強からやり直す。塾には行かず、父娘の二人三脚で偏差値を41から70に上げ、100%不可能とされた最難関中学「桜蔭学園」を目指した。その壮絶な受験記録を綴った『下剋上受験』はベストセラーに。 2017年1月には待望のドラマ化。学習講座「桜井算数教室」「国語読解記述講座」にはのべ2000人の親子が参加し人気を博した。2020年、オンラインの「下剋上受験塾」を立ち上げた。

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