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入試理科の文章量に負けないためには?|なるほどなっとく 中学受験理科

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学習範囲が広く、難しいイメージがある理科の中学入試問題。難関校に多くの子どもを合格させてきたカリスマ講師・小川眞士さんが、子どもの理科力を育むためのヒントを伝えます。

中学入試の理科の問題は、ひと昔前に比べて変わってきています。なかでも大きな変化は、文章量が増えたことです。では “読み負けない”ためにはどうしたらいいのか? 文章に慣れるコツを小川先生に伺いました。

理科の問題の文字数はどうなっている?

2022年入試において、難関校の理科の問題は、総文字数(リード文や問い、選択肢などを含む)が平均約5000字でした。

ひと昔前に比べると文字数が増加しています。その理由の一つは、受験生にとって初見の問題が多くなっているからです。

近年の大学入試の傾向を反映して、中学入試でも受験生が未知の問題に対して、いかに理科的視点を持って考えられるかを調べようとしています。受験生が初めて触れるテーマを扱うことが多くなるので、問題のリード文でその内容を詳しく説明する必要があります。そのため、文字数が多くなりがちなのです。この傾向はこれからも続くでしょう。こうした長い文章を読んで問題を解くには、内容を理解して要点を整理する必要があります。

ただ、そのために理科の高度な知識が必要かと言うとそうではなく、これまで塾や学校で学んできたことをベースにして内容を把握できれば解ける問題がほとんどです。

しかし、問題を見た瞬間に圧倒的なボリュームに動揺してしまったり、細部まで読み取る力が足らず、内容をつかみ切れなかったりすることがあります。

文章に慣れるためには?

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小川眞士
小川眞士 専門家・プロ

小川理科研究所(東京都豊島区)主宰。都内の中学校教諭を経て、四谷大塚進学教室理科講師に。開成や桜蔭の特別コースを約25年間担当、コース生28人全員が開成中学に合格した実績を持つ。教務主任や副室長も務めた。2009年4月に小川理科研究所を開設。主な著書に、『中学受験 理科のグラフ完全制覇』(ダイヤモンド社)、『これだけ理科』(森上教育研究所スキル研究会)、『カンペキ小学理科』(技術評論社)がある。

この記事の著者

雑誌・新聞の編集・ライターを経て、現在は、通信教育企業のキュレーションサイトや大学案内のライティングなどを担当。