中学受験ノウハウ 連載 親子のノリノリ試行錯誤で、子供は伸びる

やる気が出る勉強計画の立て方とは? その1 ―― 親子のノリノリ試行錯誤で、子供は伸びる

専門家・プロ
2022年6月08日 菊池洋匡

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自ら伸びる力を育てる学習塾「伸学会」代表の菊池洋匡先生がおくる連載記事。「親子で楽しく試行錯誤することで、子供が伸びる」ということを、中学受験を目指す保護者さんにお伝えします。

こんにちは。中学受験専門塾 伸学会代表の菊池です

中学受験における成績とは、相対評価の「偏差値」であり、行きつくところは他の子との合格のイスの奪い合いです。

そこが学校の絶対評価の成績とは違うところで、成績を上げ合格を掴むためには、ほかの子を追い抜かねばなりません。

それが、この連載の第1回でお伝えしたことでした。(まだ読んでなければぜひ読んでおいてくださいね)

お子さんの偏差値を上げるために親が絶対にしてはいけないこと ―― 親子のノリノリ試行錯誤で、子供は伸びる

ほかの子を追い抜くためには、ほかの子以上にたくさん勉強をした方が良いですよね。

そこで、今回は「やる気が出る勉強計画の立て方」について試行錯誤してみましょう。

「いつ」「何を」「どれくらい」やるのかを決める

まず、計画を立てる上での基本中の基本は「いつ」「何を」「どれくらい」やるのかを決めることです。

これらを明確化すると、私たちの脳は、やるべきタイミングが来たときに「やろう」とスイッチが入るようにできています。

逆に言えば、これらを決めていないとやる気が起こるはずがありません

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菊池洋匡

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中学受験専門塾 伸学会代表。開成中学・高校・慶應義塾大学法学部法律学科を卒業。算数オリンピック銀メダリスト。大学生時代にアルバイトで塾講師をはじめ、情熱を持って取り組むうちに、子供たちの成績を上げるだけでなく、勉強を楽しむ気持ちや困難を乗り越え成長していくマインドを育てる方法を確立。その後、15年の塾講師生活で生徒と保護者に「勉強には正しいやり方がある」ということを一貫して伝え続ける。著書に『小学生の勉強は習慣が9割 自分から机に向かえる子になる科学的に正しいメソッド』(SBクリエイティブ)『「やる気」を科学的に分析してわかった 小学生の子が勉強にハマる方法』(秦一生氏との共著、実務教育出版)『「記憶」を科学的に分析してわかった 小学生の子の成績に最短で直結する勉強法』(実務教育出版)。

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