
やる気が出る勉強計画の立て方とは? その2 ―― 親子のノリノリ試行錯誤で、子供は伸びる
こんにちは。中学受験専門塾 伸学会代表の菊池です。
今回は、「やる気が出る計画の立て方とは?その2」ということで、先月の記事(その1 )の続きを書いていこうと思います。先月の記事をまだご覧になっていなかったら、ぜひご覧ください。
前回の記事の内容をサッと簡単にお伝えすると……、やる気を出すためには「いつ」「何を」「どれくらい」やるか決めなければいけないということでした。
そして「いつ」を決めるときにありがちな失敗などについてお伝えし、「うまくいくやり方を試行錯誤してみてくださいね」とお伝えしました。
今回はその続きで、「何を」「どれくらい」やるかの決め方の話をしていこうと思います。
何をどれくらいやればいい?
「何を」「どれくらい」やるかの決め方ですが、先に結論を言ってしまうと、「ほかの人に頼んだときに、相手が迷わず依頼を実行できるレベル」で詳しく決めておくとよいです。
「何をしたらいいんだっけ?」と迷いが生じると、そこで考えるのにエネルギーが必要になってしまって、考えるのを放棄してしまいたくなります。
つまり、やる気が失われるんですね。
多くの子どもが立てる計画、親が子どもに与える計画は、抽象度が高すぎて(具体度が低くて)、何をしたらよいかがすぐに出てきません。
たとえば、「今度の公開組み分けに向けて、苦手な単元を頑張る!」のような計画です。
「……苦手な単元って、なんだっけ?」
そんな迷いが生まれた瞬間に「終了」だと思っておきましょう。
スムーズに計画を実行して目標を達成するためには、計画を立てるときにしっかりと頭を使い、実行段階では頭を使わなくても自分がやるべきことがわかるようにしておく必要があるのですね。
ではどうすればやるべきことを明確にできるのでしょうか。
これからその方法をお伝えします。
やるべきことを明確にする5ステップ
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