【小5理科/大地の変化】地層のでき方と堆積岩|中学受験のツボ[理科編]
専門家・プロ
2022年12月03日
山崎翔平
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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 理科編 は伊丹龍義先生、山崎翔平先生が担当します。
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こんにちは、理科講師兼学習アドバイザーの山崎です。
今回は「地層がどのようにできているか」をまとめていきます。
写真などで地層を見たことがある子もいるかと思いますが、そもそも地層がどのようにできているか、を知っている子はあまり多くありません。お伝えする内容をもとに、理解を深めていきましょう。
地層のでき方
大きさや性質の異なる砂や泥などが、長い年月をかけて、水平方向に積み重なってできたものが「地層」と呼ばれます。
地層のでき方を理解するために、まずは次の4つの事象を押さえておきましょう。
風化:気温の変化や風雨などのはたらきにより、岩石がもろくなること
侵食:流水のはたらきにより、岩石などがけずられること
運搬:川の流れによる流水のはたらきで、けずられた岩石が運ばれること
堆積:流水のはたらきにより、川の流れがゆるやかなところに土砂がたまって積もっていくこと
地層ができるまでの流れ
地層は、「風化 → 浸食 → 運搬 → 堆積」といった一連の作用が何度も繰り返されることで形成されていきます。
川の上流では、 “れき”のような粒の大きいものが多く堆積し、川の下流では、泥のような粒の小さなものが多く堆積します。
河口や海岸近くの海底でも
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