学習 連載 中学受験のツボ[算数編]

【小5算数/割合】「もとにした数①」の求め方|中学受験のツボ[算数編]

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2023年1月11日 杉本啓太

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保護者向けに中学受験の4教科のツボを解説。 算数編 杉本啓太先生有賀隆夫先生が担当します。
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国語理科社会

こんにちは、杉本です。

今回のテーマは、「もとにした数①」の求め方について。

 

割合の問題で求めたい数を表すとき、通常の数字と区別するために、文字を使って「①」と表すことがあります。たとえば、ある数を「①」と表すと、その2倍の数は「②」、3倍の数は「③」と表せます

何かの値を①とおき、問題文の通りに式を立てる」という解法については、塾の先生や家庭教師から指導されている子も多いでしょう。ただし問題によっては、立てた式から①を求めるのが難しくなってしまうので注意が必要です。

①を求めやすくする方法

「①を使った式は立てられたけれど、そのあとに①をどうやって求めるのかわからない」というのは、少しもったいないですね。

そこでおすすめなのが、式を簡単にして、①を求めやすくする「ある方法」を使ってみること。

その方法とは、

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杉本啓太

杉本啓太

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株式会社ORA-Trio代表。家庭教師。灘高校から東京大学理科二類進学、同大学農学部卒業。大学時代は社会教育団体にて子どもの教育支援に携わりつつ、家庭教師・塾講師としても活動。卒業後は外資・日系コンサルティングファームに勤務しながら、土日は家庭教師としての活動を継続。その後プロ家庭教師として独立。学科指導だけでなく、学習の計画策定・環境作り・親御様の関わり方・生徒の性格起因の課題など、抽象的な問題の整理と解決を得意とする。2023年2月、模試結果分析を中心とした家庭学習コンサルティングを手掛ける株式会社ORA-Trioを設立。