【小5社会/世界の国々】国名や地名の由来を学ぼう|中学受験のツボ[社会編]
「世界の国々」の分野の重要性は、中学受験では年々高くなってきています。
この分野の勉強でやっておきたいことは、まずは学習机の前や、トイレの壁に地図を貼り、できるだけ早い時期からその地図に見慣れておくこと。そのうえで「(世界地図を使って)国の位置などを探す競争」をお子さんとしてみると、知識を楽しく身につけることができるでしょう。
そうした勉強の際に、お子さんが「へー!」と思うような“ネタ”を今回はお伝えしていきます。
ユーラシア大陸
世界で最も大きな陸地は、ヨーロッパ州とアジア州にまたがる「ユーラシア大陸」です。ユーラシアという名称は、「ユーロ(ヨーロッパの意味/EUの通貨の名前ですね)」と「アジア」が結びついて生まれました。
「たぶん、ユーロ・アジア → ユー・ロア・ジア → ユー・ラ・シア みたいな流れで生まれた言葉なんじゃないかな・・・…。えっ? 少しムリがあるかな(苦笑)」といった感じで、言葉が変化していく様子をお子さんと楽しく口ずさんでみても良いですね。
ヨーロッパ・アジアの語源
「ヨーロッパ」「アジア」という言葉の語源は、四大文明のひとつ「メソポタミア文明(紀元前3000~)」にまでさかのぼります。
現在のイラクあたりにあったメソポタミア文明の人々から見て、「西=エレブ(ereb)」「東=アス(asu)」という方角を指す言葉が、それぞれヨーロッパ・アジアの語源となったといわれているんですね。
これは早くから文字をもつようになった人々の“視点”によって地名がつけられた例ですが、ほかにエレブ(西)を由来とする国名としては
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます