学習 国語

自立語・付属語の違いを解説! 中学受験ならこれだけで大丈夫

2018年5月11日 天海ハルカ

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国語の文法は、勉強すればするほど難しく感じてしまいます。受験だからと細かく勉強すると、嫌になって投げ出してしまう子供も少なくありません。

品詞分類を勉強するうえで避けては通れない「自立語・付属語」は、基本的なことだけを覚えましょう。子供のやる気をそがない程度に、必要なポイントを厳選して解説します。

単語と文節

自立語と付属語を理解するには、まず単語と文節の理解が必要です。

たとえば「私は歩く」という文をできる限り細かく分けてみましょう。最も細かく分けると「私 / は / 歩く」の3つになります。

このように、辞書に載っているレベルまで細かく分けた言葉が「単語」です。

「私 / は / 歩く」と単語で分けると、意味のわからないものが出てきます。「私」「歩く」はそれだけで意味がわかりますが、「は」はわかりません。意味のわからない言葉が出ないようにすると、「私は / 歩く」の2つに分けられます。

このように、意味のわからないものが出てこないよう、単語よりもう少し大きく分けたものが「文節」です。

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天海ハルカ

天海ハルカ

  • この記事の著者

大手進学塾で国語講師を務め、主に5,6年生を担当。偏差値20台の勉強しない子供から、御三家に合格するレベルの子供まで幅広いレベルを受け持つ。モットーは「無理なく楽しく効率的に」。著書に『中学受験国語・成績を上げる思考力の磨き方-情報を整理し理解して伝える力』(エール出版社)。

中学受験を応援する個人サイトを運営しながら教育系webライターとして教育、子育てサイトでも活動。プライベートでは、わが子の中学受験をサポート中。

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