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中学受験のための国語力を身につける勉強法5選! 算数・理科・社会を使って語彙力や読解力を伸ばすコツを解説

2023年9月21日 みみずく

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多くの中学受験生保護者は、子どもの国語力に悩みを抱えています。

「国語力は他の科目でも大切」といわれるため、子どもが文章の読み書きを苦手にしていると、保護者は焦ってしまいがちです。

そんな保護者の皆さまに向けて、算数・理科・社会といった他の科目を上手に利用しながら、子どもに中学受験に必要な国語力を身につけさせるための勉強法を紹介します。

伸ばしたい「国語力」を明確にする

「国語力」といっても、その定義は人によって異なります。小学校学習指導要領(平成29年告示)の国語編には「思考力、判断力、表現力等」と記載される一方、有名な塾講師や予備校講師は「国語力=論理」とします。

このように、さまざまな力が「国語力」になり得るので、まずは「伸ばしたい国語力が何なのか?」を明確にしましょう。中学受験生の場合、語彙力・読解力(要約力や情報処理能力を含む)・文章作成能力が絶対に必要なので、これらを伸ばす勉強法を紹介していきます。

国語力をつける勉強法5選~理科・社会・算数を利用しよう!

国語力をつける勉強法というと、国語の文章読解や漢字語句の暗記を思い浮かべるでしょう。しかし、国語力をつけるには、国語を頑張るだけでなく、他の科目の勉強法を工夫することも大切です。

1. 教科書を音読させる

読解力の基礎を固めたければ、音読を日課にするとよいでしょう。文章の内容をスムーズに理解するには、その文章をスラスラ読める必要があるからです。

音読ではよく国語の教科書が用いられます。しかし、国語の教科書を音読しても、その文章が入試問題として出ることはほぼありません。一方、理科や社会の教科書を音読すれば、入試問題に出る知識も一緒に習得できて効率的です

特に、四谷大塚のメイン教材『予習シリーズ』の理科や社会のように、まとまった文章でしっかり説明されている教科書(参考書)を子どもに音読させるとよいでしょう。また、中学の理科や社会の検定教科書を購入して音読させるのもおすすめです。

2. 読んだ内容を要約させる

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みみずく

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家庭教師/ライター。墨田区・台東区を拠点に活動している個人家庭教師。家庭教師を本業としつつ、ライターとしても活動しています。モットーは「好きな人を応援する」。小学生の指導科目は国語・算数(数学)・英語・理科・社会・作文など。「楽しく学びながら、中学の準備をする」ことを目標に指導をおこなっています。

Webサイト:みみずく戦略室 墨田区・台東区のプロ家庭教師&ライター
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