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社会科の暗記がどうしても苦手! 暗記作業をやめて創造活動で少しでも楽しく覚える

2018年5月18日 ゆずぱ

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暗記が得意な人は少数派でしょう。私の息子も特に社会科の膨大な情報量には頭を悩ませ、いわゆる暗記系の勉強をしている時は常にしかめっ面をしています。

暗記は苦痛であると潜在的に思ってしまうと中学受験はおろか中学校や高校に入ってからの勉強にも影響してしまいます。誰しも苦痛なことはしたくないので、少しでも単調な作業とならない暗記の工夫をご紹介します! 

どうして社会科の暗記ができないのか? 息子の行動をじっくり観察してみた

あまりにも暗記が苦手である息子。その原因を探ろうと息子が暗記系の学習をしているときの行動をじっくり観察してみました。そうすると「これは暗記にはダメだろう」と思うような2つの行動パターンが見えてきました。まずはその2つの行動パターンをご紹介します。

テキストを見ながら、ひたすら書いている!

書いて覚えるという暗記の定番手段がありますが、書き写し作業はどうしても単調であきてしまいますよね。考えて頭を使うという過程が少ないためです。

暗記すべきことをスポーツのように体で覚えてしまう手法も確かに存在し、ある意味有効な方法であるのは間違いないのですが、中学受験生はあまり時間がなく、何より多くの小学生は単調な作業は苦手ですよね。

すでに暗記できている所を何度もやっている!

暗記カードや赤い透明シートを使う方法も暗記の定番手段ですね。そこで気になった行動パターン。それは自分がすでに暗記しているはずの得意分野も暗記作業の対象としている点なんです。

国語の漢字練習などでもこれと同じ行動パターンになってしまっています。すでにできていることを反復するのも定着につながるので悪いことではないですが、とんでもなく時間が掛かってしまいます。

暗記を単調な作業にしないための工夫

小学生の子供をじっくり観察することで見えた2つの行動パターン。どうやって解消すれば良いでしょうか? 単調な作業にならないためにはどうすれば良いでしょうか? 暗記という一見、創造性のカケラもないような作業にできる限り創造的な要素を追加してみましょう! 創造的というと難しそうに感じるかもしれませんが、小学生にもできるシンプルなものをご紹介します。

たくさん覚えなくてならないものは「自分で考えて分類」

カナダの心理学者の面白い理論があります。記憶理論というものですが、書物や伝聞で得た情報よりも体験を通して得た情報の方が記憶に定着しやすいというものです。

普段の社会科の勉強はどうしても書物や伝聞からの情報に頼ってしまいますよね。全国を旅行したり、タイムマシーンでもあれば地理や歴史の学習内容を体験する事ができますが、そうはいきません。

たくさんの物を覚えなくてはならない分野では、それらを自分で考えながら分類してみることをお勧めします。「分類する」という頭を使った体験をするのが狙いです。

ひたすら書くという行為も体験ではあるのですが、残念ながら試行錯誤したり考えたりする割合が少ないですね。頭をよくつかう体験、つまり創造活動などが暗記には最適です。

例えば、日本の政令指定都市は20都市もあります。中学受験で暗記しなくてはならない伝統工芸品は概ね28種類もあります。世界遺産は日本に21件も登録されています。

暗記しようとしても覚えるのは至難の技ですね。試しに暗記しようとすることを放棄して、まずは親子で試行錯誤しながら分類をしてみてください。分類が終わってみれば自然と暗記できている事でしょう。

注意:ひとつのグループにはできる限り5つ以下、最大でも7つ以下になるように分類するように心がけてください。人間の脳が瞬時に把握できる物の数は個人差もありますが、5つが限界だといわれているためです。

だらだらと文章で書かれている歴史には「フローチャート化」

歴史はよく物語であるといわれますよね。つまり出来事の流れです。流れを表すのに便利な手法といえば「フローチャート」が知られています。一方、歴史のテキストの多くは文章で書かれています。わかりやすいのはフローチャートなのに、書かれているのは文章。暗記作業を単調な作業としないためのもう1つの工夫。それはテキストのフローチャート化です。

こちらの方法も先ほどの分類と同じです。暗記という単調な作業をやめ、思考を伴う創造活動にするのです。やってみれば効果は実感できるでしょう。

例えば、農民のくらしにはどのような物語があるでしょうか? 日本の政権にはどのような物語があるでしょうか? 文章をフローチャート化する創造活動を行なっているうちに自然と記憶に定着します。

暗記できなかったところの記録

最後は効率性についてです。何度も同じ内容を学習する暗記法があります。繰り返せば繰り返すほど記憶への定着が強化されるということは経験論上でも間違いない事実でしょう。

ただ中学受験生はとにかく時間が無い! 記憶の確実性よりも効率性を重視したい場面がよくありますよね。その為には、本当に出来ていないところだけに絞って復習をすることをおすすめします。

実践してみて本当に効果があると感じているテクニックは2つです。1つめはテストなどで間違ったところ、つまり暗記できていないところに印をつけて記録をする事です。私は文房具店など、どこでも売っている丸いシールを印として利用しています。2つめは暗記できなかったところだけを集めた「間違えたところノート」の作成です。

まとめ

暗記作業という単調で一歩間違えば苦痛を伴う作業です。少しでも楽しくするためには、思い切って「暗記するぞ!」という意気込みを捨ててみましょう! 思考と試行錯誤を伴う創造活動にしてしまうのです。2つの工夫を紹介しましたが、どちらも小学生でも簡単に実践できます。単調な作業からも解放され少しでも楽しく暗記を乗り切りましょう!

※記事の内容は執筆時点のものです

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