中学受験ノウハウ 連載 親子のノリノリ試行錯誤で、子供は伸びる

熱心な教育と不適切な教育との境界線【前編】 ―― 親子のノリノリ試行錯誤で、子供は伸びる

専門家・プロ
2023年10月25日 菊池洋匡

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自ら伸びる力を育てる学習塾「伸学会」代表の菊池洋匡先生がおくる連載記事。「親子で楽しく試行錯誤することで、子供が伸びる」ということを、中学受験を目指す保護者さんにお伝えします。

こんにちは。中学受験専門塾 伸学会代表の菊池です。

中学受験の本番と言われる2月1日まで残り100日を切りました。

千葉・埼玉、あるいは地方の学校であれば、1月中から入試が始まりますので、残された時間はより短くなります。

残り時間が短くなれば、焦りを感じることも多くなります。

その結果、不適切な教育に足を踏み入れてしまう危険も増えます。

そこで、今回と次回の記事では、前後編に分けて、熱心な教育と不適切な教育との境界線についてお話ししようと思います。

我が子に中学受験をさせる親は、より良い教育を受けさせ、将来の選択肢を広げてあげたいという親心から中学受験を選択される方がほとんどだと思います。

しかし、中学受験界では残念ながら、より良い教育を受けさせるために不適切な教育をしてしまう矛盾がしばしば見られます。

わかっていれば避けられることも多いので、この機に何が不適切な教育に当たるのか知っておいてくださいね。

1.教育虐待とは何か

教育虐待とは「子どもの受忍限度を超えて勉強させること」とされています。近年では勉強だけではなく、スポーツや音楽などの習い事においても、子どもの限界を超えて練習させることは教育虐待にあたるという考えが一般的です。

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菊池洋匡

菊池洋匡

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中学受験専門塾 伸学会代表。開成中学・高校・慶應義塾大学法学部法律学科を卒業。算数オリンピック銀メダリスト。大学生時代にアルバイトで塾講師をはじめ、情熱を持って取り組むうちに、子供たちの成績を上げるだけでなく、勉強を楽しむ気持ちや困難を乗り越え成長していくマインドを育てる方法を確立。その後、15年の塾講師生活で生徒と保護者に「勉強には正しいやり方がある」ということを一貫して伝え続ける。著書に『小学生の勉強は習慣が9割 自分から机に向かえる子になる科学的に正しいメソッド』(SBクリエイティブ)『「やる気」を科学的に分析してわかった 小学生の子が勉強にハマる方法』(秦一生氏との共著、実務教育出版)『「記憶」を科学的に分析してわかった 小学生の子の成績に最短で直結する勉強法』(実務教育出版)。

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