書籍紹介『 鎌倉うずまき案内所』
今回の書籍紹介は、2021年から2023年まで本屋大賞に3年連続ノミネートされた、今話題の作家・青山美智子さんによる短編集です。
『鎌倉うずまき案内所』
(著:青山美智子、発行:宝島社文庫)
青山さんの作品は、中学受験の入試問題や模試の出典として多数扱われており、受験対策の必読書としても広く知られています。こちらの『鎌倉うずまき案内所』に所収された作品も、品川女子学院中等部、栄東中学校(東大特待Ⅰ)などで出題されました。
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心がほぐれる6つのやさしい物語
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今回、青山さんの書籍を中学受験ナビでご紹介するにあたり、数ある作品の中から青山美智子さんご本人が推薦してくださったのがこちらの『鎌倉うずまき案内所』でした。
本小説の登場人物は、世代、年齢、職業などまったく異なる6人。
会社を辞めたい20代男子、YouTuberを目指す息子を改心させたい母親、結婚に悩む女性司書、クラスで孤立したくない中学生、売れない劇団の脚本家、ひっそりと暮らす古書店の店主……。
まるで「うずまき」のように人生にグルグル悩む6人が、双子のおじいさんと所長がいる不思議な「案内所」と出会ったことで、新たな気づきや自分が成長するきっかけを手に入れていくお話です。
さまざまな背景を持つ主人公たちが、自分や他者を受け入れ、認めることによって悩みを解決していく姿が丁寧に描かれており、多様性が尊重される今の時代ならではの物語だと感じました。中学入試でよく取り上げられるのも納得です。
また、昭和・平成・令和の時代を6年ごとにさかのぼる全6章で構成されているのもポイントのひとつ。
各章はそれぞれ独立しているのですが、誰かと誰かが少しずつつながっていたり、この出来事がこうなるのか!と驚く場面もあったりして、きっと、読了後はもう一度読み返して伏線回収したくなりますよ。
試験問題ではお話の一部分だけしか読めませんが、1冊丸ごと読むことで読書の面白さや楽しさを知るきっかけにもなると良いななんて思います。
受験対策としてだけでなく、勉強の息抜きにもなる『鎌倉うずまき案内所』、ぜひお子さんへすすめてあげてください。
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『鎌倉うずまき案内所』
著:青山美智子、発行:宝島社文庫、2021/4/7、825 円(税込)
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