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中学受験を卒業した今、振り返ってみて思うこと|姉妹で中学受験#最終回

2024年1月19日 駒子

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2019年に長女、2023年に次女の中学受験を経験した都内在住の駒子さん。姉妹の中学受験を振り返ってきた当ブログは、今回が最終回となります。受験を終えて1年が経った今、子どもたちのサポートに明け暮れたあの激動の日々を、駒子さんはどう感じているのでしょうか。

年明けすぐに大きなリュックサックを背負って歩く6年生くらいの子どもを見ると、ついつい受験生かな?と凝視してしまいます。

重そうにして背負っているリュックサックに「合格祈願」のお守りを見つけた時は過去の娘たちを重ね、その子の背中にそっとエール送ります。

「大丈夫」という言葉の威力

長女の本番初日の帰り、第一志望校の学校近くに大きなお寺がありました。行きは気づかなかったのですが、そのお寺の入口に大きな字で「大丈夫」と書かれたポスターが貼ってありました。

それを長女がみつけ、

「お母さん!!『大丈夫』って書いてある!!!」と私に興奮しながら教えてくれました。

「大丈夫」という言葉は一見根拠がなく、曖昧さもありますが、苦しい時には驚くほど背中を押してくれます。

その時は「大丈夫」という文字に偉大なパワーをもらい、親子で初日を終えたことを今も鮮明に覚えています。

これから本番に挑むお子さんにも、大丈夫だよと言って背中をそっと押してあげて欲しいです。

その後の長女はというと…?

#1でも書いた通り、長女はこの日受けた第一志望の学校にはご縁がなかったので、「大丈夫」と書かれたお寺の門の前を通って登校することはありませんでした。

結果的には3日目の午前に受けた第3希望の学校に合格をいただき、現在もそちらの学校に通っています。

そしてこの4月から、高校3年生になる娘はまた受験生としての1年間を過ごすことになります。

助産師になりたいという夢を持つ長女は、医学部看護科のある学校に目標をしぼり、毎日塾に通っています。

大学受験は母の手には負えません。

ここから私たち親の出来ることは、勉強ができる環境を整え、懸命に塾代を工面するのみです(苦笑)。

その後の次女は…?

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駒子

駒子

  • この記事の著者

食べる・話す・調べることが大好きな、どこにでもいる40代主婦。高校2年生の長女(私立・共学)と、中学1年の次女(私立・共学)たちと、韓国ドラマにハマり中。三重県出身の田舎者が、娘たちの受験をきっかけに都内を走り回ることに。その結果、自分自身が入学したい学校を見つけ、今の子どもたちに羨望の眼差しを向けている。