中学受験ノウハウ 基礎知識

偏差値50とは? 偏差値の読み方と偏差値50を目指す勉強法

2022年6月12日 天海ハルカ

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「偏差値50は普通レベル」そんな思い込みをしていませんか? 特に中学受験では、偏差値に対して間違った思い込みをしている人が少なくありません。偏差値の仕組みを正しく知れば、模擬試験の結果も有効に使えますし志望校選びの役にも立ちます。この記事では偏差値の仕組みに加え、偏差値50をどうとらえるべきか解説します。

なぜ偏差値を使うのか?

偏差値は、自分(受験者)の位置を知るために算出します。受けたテスト内容の理解度は点数でわかりますが、その集団のなかで自分がどの程度の位置にいるかはわかりません。平均点も指標になりますが、同じ平均60点のテストでも内容はいろいろです。極端な例ですが、全員60点の場合と100点と20点が半々の場合では意味が違いますよね。

偏差値は全体のなかでの自分(受験者)の位置がわかり、平均からどのくらい離れているかもわかるのです。

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天海ハルカ

天海ハルカ

  • この記事の著者

大手進学塾で国語講師を務め、主に5,6年生を担当。偏差値20台の勉強しない子供から、御三家に合格するレベルの子供まで幅広いレベルを受け持つ。モットーは「無理なく楽しく効率的に」。著書に『中学受験国語・成績を上げる思考力の磨き方-情報を整理し理解して伝える力』(エール出版社)。

中学受験を応援する個人サイトを運営しながら教育系webライターとして教育、子育てサイトでも活動。プライベートでは、わが子の中学受験をサポート中。

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