020 2024年度中学入試のトレンド。キーワードは「思考力」「時事テーマ」「中堅校」|我が子に中学受験をさせる親が知っておくべき100のこと
こんにちは、ユウシンです。
2024年度中学入試も終了しました。
3月に入り、各地で行われている大手塾の入試報告会に足を運んだ方も多いかもしれませんね。申し込み開始後、かなり早い段階で満席となってしまった会場も多数あったようです。初参加の保護者さんはその盛況ぶりに驚かれたのではないでしょうか。
ということで今回のテーマは「今年の中学受験を総括する!」
入試傾向のポイントについて、僕なりの所感を交えながらお話していきたいと思います。
それでは、いきましょう!
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Contents
2024年度の中学受験者数は微減
ここ数年、増加を続けてきた中学受験者数ですが、今年ついにピークアウトを迎えました。
首都圏の受験者数は、対前年度900人減の6万5,600人と9年ぶりに減少しています。
増加傾向にストップがかかった理由としては、少子化の影響はもちろん、中学受験に冷静さを取り戻させるようなメディアやコンテンツが増えてきたことが影響しているように感じます。
僕個人の意見としては、中学受験はこのまま加熱し続けていくよりも、いったん落ち着いたほうがいい。中学受験のメリット・デメリットを踏まえ、保護者さんが冷静にジャッジできるようになるのは喜ばしいことだと考えています。
すべての12歳にとって、中学受験は必ずしも適切なイベントではありません。
親子関係にとって、そしてお子さんの将来にとっても、周囲の動きに惑わされることなく、それぞれの子どもの個性や成長に応じた進路を選択するのがベストだと思うからです。
ただ、数字として出てきた結果とはべつに、体感では「中学受験熱が冷めた」とまで感じられる要素はありませんでした。
後から述べますが、今年も多くの受験生を集め高い倍率となった学校は多く、非常に厳しい入試であったと言えます。
入試問題は共通テストを意識した内容に変化
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