中学受験ノウハウ 学習 連載 国語を得意にする5つのテクニック

スッキリ読みやすく!「つなぎ言葉」を上手に使おう|国語を得意にする5つのテクニック #1


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文章を書くのが苦手で、記述問題の点が取れません……
読解力が弱くて、出題文を読むのに時間がかかりすぎ……

こんな風につまずきポイントは多々あれど、「どう勉強すればいいかわからない」「どうやって教えればいいかわからない」と親子で頭を抱えがちな【国語】という教科。

国語を得意科目にするのって本当に難しいですよね。

そこで今回、分かりやすい!取り組みやすい!と話題の学習書「雨が降ってきたので、カサをさした」が書ければ中学受験は突破できる!(主婦と生活社)から、国語の成績アップに向けたテクニックを全5回に分けてお届けします。

人気の国語専門塾「内藤ゼミ」代表・内藤俊昭先生が教える、子どもの国語力をはぐくむ5つのヒント。

まずは、分かりやすい文章を書くときに欠かせない「つなぎ言葉」について学んでみましょう。

つなぎ言葉のはたらき

昨日の晩から高い熱が出た。学校を休んだ。

言いたいことは伝わるのですが、何かおかしな感じがします。どうすればよいでしょうか。

二つの文の間に「だから」を入れてみましょう。これでスッキリと読みやすい文になりますね。

この「だから」のような言葉をつなぎ言葉と言います。つなぎ言葉は、この後どういう内容がくるかを教えてくれます。ちょうど道路わきに立っている標識のように。

つなぎ言葉をうまく使えばグンと分かりやすい文章に!

では、次につなぎ言葉をグループ分けして見ていきましょう。

1.逆接(前の文の内容から考えられることとは反対のことがくる)

つなぎ言葉→しかし、けれども(けれど)、だが、が、ところが、でも

※「だけど」は話し言葉で、友だちと話す時に使うのは問題ありませんが、

正しいつなぎ言葉とは言えません。

2.順接(前の文のことが原因となってその結果がくる)

つなぎ言葉→だから、そこで、それで、したがって、すると

3.並立・添加(並べる・つけ加える)

つなぎ言葉→そして、それから、また、さらに、しかも

4.選択(前の内容と後の内容を比べ、選ぶ)

つなぎ言葉→または、あるいは、もしくは

5.説明・補足(言いかえたり、つけ足したりする)

つなぎ言葉→つまり、すなわち、ただし、もっとも、なぜなら

では、さっそくつなぎ言葉を使って文を書いていきましょう。

 

(※この記事の本文は、書籍「雨が降ってきたので、カサをさした」が書ければ中学受験は突破できる!からの抜粋です。本書内では基本・応用・発展問題へと続きます。

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本連載は、お子さんの国語力アップをサポートする書籍『「雨が降ってきたので、カサをさした」が書ければ中学受験は突破できる!』(主婦と生活社)から一部内容をピックアップし、全5回に分けてお送りします。

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※記事の内容は執筆時点のものです

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