「言葉の反射神経」をきたえて瞬発力アップ!|国語を得意にする5つのテクニック #4
正しい文章を書く力が身に付けば、国語の点数は今よりぐーんと伸びるはず!
学習書『
』(主婦と生活社)から、子どもの文章力を伸ばすためのヒントをお届けしています。国語専門塾「内藤ゼミ」代表・内藤俊昭先生が次に教えてくれるのは「言葉の反射神経」。
制限時間内に多くの文章を記述しなければいけない中学受験国語では、考えたことをすぐに文章へ落とし込む瞬発力も重要なスキルのひとつです。
1つの例文をさまざまなパターンの短文に置き換えるトレーニングをしてみましょう。
言葉の反射神経をきたえる
頭の中で言葉を一つ一つつなぎながら文を作るのではなく、15 字から20字くらいの言葉をパッと思いうかべられる、そんな力を育てるための練習です。
ぼくは公園でおさいふを見つけた。
この文は四つのかたまりに分けられますね。
ぼくは
公園で
おさいふを
見つけた
この文を使って、頭の中で言葉を組みかえる練習をしましょう。
まずは「ぼく」で終わる形(どんな「ぼく」なのか、説明する形)に並べかえてみましょう。
公園でおさいふを見つけたぼく
こうなります。
次は「公園」を説明する形にしてみます。
ぼくがおさいふを見つけた公園
さぁ、わかってきましたか。
もう一つ。今度はおさいふを説明する形ですよ。
ぼくが公園で見つけたおさいふ
慣れるまでは、たとえば「公園」を説明する形を作る時には、「公園」以外の言葉、「ぼく」「おさいふ」「見つけた」をエンピツで丸く囲んで、頭の中でいろいろ組みかえてみましょう。
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※記事の内容は執筆時点のものです
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