028 中学受験の「撤退」を考える保護者へ伝えたいこと|我が子に中学受験をさせる親が知っておくべき100のこと
こんにちは、ユウシンです。
早くも2学期がはじまっていますが、この夏休み、お子さんの学習状況はいかがでしたか?
苦手単元の復習が進んだ!毎日の勉強習慣が身に付いた!
学習面から生活面までさまざまなゴールを達成できたお子さんもいらっしゃる一方、なかなか思い通りに進まずに、「中学受験からの撤退」が頭をよぎっているご家庭もあるのではないでしょうか。
今回の記事は、受験勉強の継続を迷っている方に向けた内容です。
どんなポイントに着目して継続するか否かの判断をすべきか。
そして、撤退を選択するならば、どのようなマインドでお子さんと向き合うべきか。
一緒に考えていきましょう。
なお、最初にお伝えしておきますが、僕自身は「中学受験をしないという決断」を非常にポジティブなものだと捉えています。
受験撤退を選ぶことでお子さんの進路の幅が狭まるわけではなく、むしろ無限に世界が広がるんです。
わが子にとってベストな道は何か。
この、親としてもっとも大切な視点を忘れることなく、記事の続きを読んでみてください。
それでは、いきましょう!
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Contents
中学受験を断念する理由はさまざまだけど……
「中学受験を志したけど、このまま続けていて良いのでしょうか?」
たとえば塾の先生に相談したところで、明確に「受験はやめた方がいいですよ」なんて答えが返ってくることはまれだと思います。
でも、答えがないからこそ、親御さんは苦しいですよね。
もし、お子さんが次のような状況で苦しんでいるのなら、受験からの撤退を視野に入れてもいいんじゃないかなという僕なりの考えを挙げておきます。
勉強についていけない子
中学受験をあきらめる家庭の理由としてもっとも多いのは、やはり学力の問題。
特に、小5算数でつまずいてしまった子が、その後も挽回できなくて撤退を決めたというケースがよく見受けられます。
基本問題レベルを解けない、宿題がまったくこなせない、模試の偏差値は30を切る……
こういった状況だと、いくら熱心な親御さんもどう手を打っていいか分らず八方塞がりになってしまいがち。
できない・分からないが続いてしまうと、子どもの自己肯定感が損なわれてしまいます。
勉強自体を嫌いになったり心身に異常をきたしてしまったりと、お子さんの将来全体にかかわる悪影響をおよぼす可能性もあります。
そもそも、中学受験は小学生全員に義務付けられているイベントではありません。
あとから詳しくお伝えしますが、勉強についていけない原因をよく考え、解決法がないか探したうえで、やっぱりわが子に受験は向いていないかも……と感じた場合は、恥じることなく中学受験はやめるという道を選んでいいと思います。
すべてに無気力状態の子
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