学習 算数

算数を学ぶ小学2年生がつまずきやすい問題3つとその対策 (2ページ目)


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小学2年生が算数でつまずいた時の対処法

※画像はイメージです

子供がつまずいた時、どんなことに注意してサポートするのがよいのでしょうか? 具体的な対処法を3つ、例をあげながらご紹介します。

長さやかさは、実物を見せてイメージを膨らませる

長さやかさは、算数が好きな子供でも、混乱してしまうことがあります。そんな時は、実物を見せてイメージを膨らませる訓練を体験してもらうとよいでしょう。たとえば、7cm3mmから4mmを引くといった問題の場合、ノートの上の数字と長時間にらめっこするよりも、実際にその長さのヒモを用意して見比べたり、ノートにその長さの線を引かせるなど、視覚や触覚を使ってイメージさせることをおすすめします。

九九はアプリや歌動画に合わせて、遊び感覚で

苦手意識を持つ子供が多い九九ですが、ゲーム感覚で覚えることのできるアプリや、リズムにのせて歌で覚えるネット動画なども活用できます。無理やり暗記するよりも、子供が普段親しんでいる娯楽のツールを活用することで、ストレスなく暗記に取り組んでもらうことができます。

分数は好きな食べ物をカットするなど、本人にとって身近な題材を使うのがベスト!

長さやかさと同様、分数もノートの上の数字だけでなく、実際に普段から親しみを持っている物を使ってイメージする経験をさせることが有効です。たとえば、ホールのケーキを半分にカットして1/2、またその半分にして1/4……など、算数を勉強する前から親しんでいるものを題材にしてみると、納得感が違います。

まとめ

小学2年生になると勉強する範囲も広がり、苦手意識を持つ単元にもバラつきが出てきます。しかし、どの単元も避けて通れない、基礎となるものばかりです。今回ご紹介した内容を中心に、子供がつまずいていないかを丁寧に見守り、つまずいたらすぐに対処していけば、算数への苦手意識を持たずに楽しんで学習していけますよ。

※記事の内容は執筆時点のものです

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