算数を学ぶ小学4年生がつまずきやすい問題3つとその対策 (1ページ目)
「9歳の壁」という言葉をご存知でしょうか? 小学3年生~4年生にあたるこの年齢の頃になると、各教科で勉強につまずいてしまう子供も少なくないといわれています。
そんななかでも苦手意識を持たれやすい科目が算数。4年生の算数では、小数や分数の計算や立体の図形についても扱うようになり、これまで勉強してきた内容の延長線上とはいえ、難易度がグッと上昇します。「9歳の壁」を乗り越えられるよう、子供がつまずきやすい問題と対処方法を事前に把握しておきましょう。
小学4年生で学ぶ算数はどんな問題?
※画像はイメージです
それではまず、小学4年生の算数の授業ではどんな内容を学んでいくのかを簡単にご紹介していきましょう。塾などでは4年生になる前に習う場合もありますが、ここでは学校で4年生のときに習う内容について紹介していきます。
角の大きさ・分度器の使い方
2年生のときに学習した「直角」以外の角度について、分度器を使って測定したり、指定された角度を描くことを学びます。
わり算の筆算
4年生の算数では1ケタと2ケタの数字でのわり算を学びます。割られる数は3ケタまでを扱うので、ここではじめて、わり算の筆算の仕方を習います。
小数
4年生の算数では、小数とは何かについて学び、小数のたし算、ひき算についても学習します。また、小数×整数、小数÷整数の計算方法についても学びます。
分数のたし算・ひき算
4年生の算数では、分母が同じ分数のたし算、ひき算を学習します。
垂直・平行と四角形
垂直と平行について学んでから、その知識を使って平行四辺形と台形についても学びます。
直方体と立方体
縦、横、高さのある、直方体と立方体について学びます。
また、中学受験での出題率も高い展開図や見取り図についてもここではじめて学びます。
面積
長方形と正方形の面積の公式や、面積を表す単位(アール、ヘクタール)などについてもここではじめて学びます。
小学4年生が算数でつまずきやすい問題は?
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小学4年生でつまずきやすい問題は、「分度器の使い方」「わり算の筆算」「分数のたし算ひき算」だといわれています。この3つは、高学年になってから学ぶ内容と密接につながっていて、かつ中学受験の算数のためにも外せない項目です。具体的にどのような問題にチャレンジするのか、また高学年になってからの学習にどうつながるのかを見てみましょう。
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