【国語の読解】原因は思い込み? 指示語が苦手な子が陥りやすい思考と対策
2022年6月26日
天海ハルカ
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国語の問題で、指示語が指すものがわからない原因は単なる読解力不足とは限りません。実は思い込みが強いことで間違えている可能性もあります。
読めているように見えるのに問題が解けない、というときは基本をざっとおさらいしてみましょう。国語読解のポイントのひとつ「指示語」を解説します。
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- 指示語(こそあど)の基本
- 思い込み[1]文字が近くにあれば「こ」を使う
- 対策:物理的な距離は考えない
- 思い込み[2]指示語の内容は前にある
- 対策:指示語は前後を問わず近くから探していく
- 思い込み[3]指示語は読んだときにすぐわかる
- 対策:指示語は考えて読みとるものと心得る
- 思い込み[4]指示語の内容がわかれば問題も解ける
- 対策:最後に当てはめて確認を
- まとめ
指示語(こそあど)の基本
指示語は基本的に、指すものに対する自分と相手の距離で使い分けます。
こ:自分の近く
そ:相手の近く
あ:お互いの遠く
ど:指定できない
物理的な距離で判断できる場合は簡単ですね。「これ、それ、あれ、どれ」で考えるとわかりやすいでしょう。
難しいのは文章中での指示語です。たとえば「これから説明します」とあっても、実際に「これ」が指す物体が目に見えてどこかに存在しているわけではありません。そのときどきでどこに書かれているのかが変わってくるため、指示語が指すものを見つけるのはとても難しいのです。
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