2021年、注目したい中堅校【2】 ―― 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」
みなさんは中高一貫校を選ぶときに、何を基準としますか? 偏差値や進学実績を気にする親御さんも多いかもしれませんが、そもそも中高一貫校で過ごす6年間は、思春期に人として大きく成長する大切な期間です。入口や出口だけでなく、6年間を過ごす「環境」にもしっかりと目を向けましょう。
今回は、私が注目している中堅校、「普連土学園」と「和洋九段女子」について紹介します。雰囲気や教育方針など、学校の”中身”についてお伝えしますので、学校選びの参考にしてみてください。
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- 普連土学園 ―― 穏やかな空気が流れるミッション系スクール
- 「学園祭の華」と呼ばれるフォークダンス
- 記述メインの入試問題
- 生徒が進みたい道へ
- 和洋九段女子 ―― グローバル教育に力を入れる伝統校
- 英語力が着実に身に付く
- 「自立した大人」に育てる
- 日本文化を学ぶ場も
- 「生徒目線」での教育を実践
普連土学園 ―― 穏やかな空気が流れるミッション系スクール
普連土学園中学校・高等学校(以下、普連土学園)は、ミッション系の女子校です。穏やかな雰囲気が流れている学校で、先生たちも生徒一人ひとりの個性を尊重しながら教育をおこなっています。
首都圏模試の偏差値は、61~67(2021年8月時点)。「中堅校受験」という枠からは少し外れる学校ではありますが、これまで私の塾(進学個別桜学舎/中堅校受験専門)から進学した生徒も2名います。ふたりとも勉強を一生懸命頑張れる子で、争いごとを好まないおっとりとした性格。ライバルと競争していくのが好き、というタイプではなく、「落ち着いた環境でのびのび過ごしたい」といった“芯”をしっかり持っている子たちでしたね。事実、普連土学園には似たような考えを持っている子が多いようで、価値観を一にする友達に囲まれ、中学校生活を毎日楽しく過ごしています。
とじる
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