連載 学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」

「応用がきく子」の育て方#16 リビングを勉強する場にする|学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」

専門家・プロ
2019年10月25日 松本亘正

子どもに「よい勉強習慣」を身につけさせたい。そのために親ができることとは――。中学受験専門塾 ジーニアス 代表、松本亘正氏の著書『合格する親子のすごい勉強』から、わが子の学ぶ力を伸ばすヒントを紹介します。

【10歳以前なら】自分の机で集中できないのなら、リビング学習をさせる

― Point ―

親の目に触れる場のほうが、安心して勉強できる

「集中する」というのは、静かな部屋で黙々と勉強できることとはかぎりません。

静かな環境でないと集中できない子になってしまったら大変です。

理想は、どんな場でも一定のパフォーマンスを発揮できるような子になることです。

仕事場でも、カフェでも、移動中でも、仕事や勉強ができる人になったほうがいいのです。

自分の机で集中できない子は、割と多くいます。

そういった場合、机のまわりに誘惑があったり、自分の部屋と比べてリビングが楽しそうだったり、明るく見えてしまうという傾向があります。

それなら、リビングで、会話が少し交わされるような場でも勉強に取り組めるようになったほうがはるかにいいでしょう。

また、親の目に触れていることで、子どもは安心します。10歳にもならないなかで、ひとりでいるのは、それだけで不安になるもの。

リビングを勉強する場にしてしまいましょう。

気をつけたいのは、テレビはつけないこと。

耳から入ることには、気を取られてしまいがちです。少なくともテレビの音声はオフにしてください。

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※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者
松本亘正 専門家・プロ

まつもとひろまさ|中学受験専門塾ジーニアス運営会社代表|ラ・サール中学高校を卒業後、慶應義塾大学在学中に中学受験専門塾ジーニアスを開校。現在は東中野・自由が丘・日吉・芝浦港南など、6校を展開している。「伸びない子はひとりもいない」をモットーに、少人数制で家族のように一人ひとりに寄り添う指導を徹底、毎年超難関校に合格者を輩出している。生徒は口コミと紹介だけで9割を超える。これまでののべ指導人数は2200名以上。第一志望校への合格率は一般的に25%といわれるなか、ジーニアスは約60%超の第一志望校合格率を誇る。中学受験だけでなく、高・大受験時、就職試験時、社会人になっても活きる勉強の仕方や考える力の育成などに、多くの支持が集まっている。