連載 学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」

「応用がきく子」の育て方#17 集中力を鍛えるには?|学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」

専門家・プロ
2019年10月30日 松本亘正

子どもに「よい勉強習慣」を身につけさせたい。そのために親ができることとは――。中学受験専門塾 ジーニアス 代表、松本亘正氏の著書『合格する親子のすごい勉強』から、わが子の学ぶ力を伸ばすヒントを紹介します。

【10歳以降なら】宿題に制限時間を設ける

― Point ―

ストップウォッチではかって、時間がきたら終了にする

10歳になったら、そろそろ自立をうながすようにしましょう。

そうはいっても、まだまだ子どもですから、自分で計画して、終わったら次のものに取り組む……という流れをひとりでできるわけではありません。

どんな子にでもすぐにできて一番いいのは、ストップウォッチを用意して「30分間は勉強をする。その時間になって、ここまで終わっていたら今日はもう終わりにする」と決めて勉強させることです。

これをすることで、時間内に集中するという力が自然と身につきます。

小学生のうちにこの習慣がついていると、後々になっても、試験でも集中できるようになりますし、時間内でパフォーマンスを発揮できるようになります。 

時間だけを設定すると、ぼーっとしたり、マンガを読んでしまう子も出てきますから、最低限のハードルは課して、早く終わってもこの時間までは勉強を続けるように指示を出します。

その子のスピードによって時間を調整して、ちょうどタイムアップの時間に勉強が終わるくらいに設定するのがおすすめです。

もし、親が近くで見ていられるときは、細かく時間を設定するとよいでしょう。

「30分勉強、20分遊び、30分勉強」など……。

そうすると、集中力がさらに身につくようになります。

「そろそろやるよ」という声がけだけでは、どうしてもだらだらしてしまうようなら、ぜひストップウォッチで区切る習慣を取り入れてみてください。

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※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者
松本亘正 専門家・プロ

まつもとひろまさ|中学受験専門塾ジーニアス運営会社代表|ラ・サール中学高校を卒業後、慶應義塾大学在学中に中学受験専門塾ジーニアスを開校。現在は東中野・自由が丘・日吉・芝浦港南など、6校を展開している。「伸びない子はひとりもいない」をモットーに、少人数制で家族のように一人ひとりに寄り添う指導を徹底、毎年超難関校に合格者を輩出している。生徒は口コミと紹介だけで9割を超える。これまでののべ指導人数は2200名以上。第一志望校への合格率は一般的に25%といわれるなか、ジーニアスは約60%超の第一志望校合格率を誇る。中学受験だけでなく、高・大受験時、就職試験時、社会人になっても活きる勉強の仕方や考える力の育成などに、多くの支持が集まっている。