連載 学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」

親の「言葉がけ」#2 わが子だけを見て声をかける|学ぶ力を伸ばす「合格する親子の勉強」

専門家・プロ
2019年12月05日 松本亘正

子どもに「よい勉強習慣」を身につけさせたい。そのために親ができることとは――。中学受験専門塾 ジーニアス 代表、松本亘正氏の著書『合格する親子のすごい勉強』から、わが子の学ぶ力を伸ばすヒントを紹介します。

【10歳以降なら】ほかの子とわが子を比べてしまいそうなときは?

― Point ―

わが子を下げる言い方だけはしない

誰かと比較されて悪く言われると、子どもの心には傷が生まれます。

大人でも同じです。一生懸命やったつもりなのに誰かと比べて低く評価されたら、やる気もなくしてしまいますね。

ですから知っている子とは比較しないようにしたいもの。

◯◯くんは1位をとれたのにあなたはとれない」

その言葉に加えて、「努力が足りない」「環境を変えよう」「もうやめなさい」などと言ってしまうのは子どもには非常に酷なことです。

思っている以上に、子どもは傷ついています。

とくに試験が頻繁になってくると、親自身がまわりの子と比べてしまいがちですが、その子のことだけを見て、言葉をかけてあげるようにしてください。

「この間より◯◯がアップしたね」
「◯◯が得意分野になってきたね」
「机に向かう時間が増えたんじゃない?」

かけてあげられる言葉はたくさんあります。

言葉がけで子どもの可能性をくじかないようにしたいものです。

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※記事の内容は執筆時点のものです

この記事の著者
松本亘正 専門家・プロ

まつもとひろまさ|中学受験専門塾ジーニアス運営会社代表|ラ・サール中学高校を卒業後、慶應義塾大学在学中に中学受験専門塾ジーニアスを開校。現在は東中野・自由が丘・日吉・芝浦港南など、6校を展開している。「伸びない子はひとりもいない」をモットーに、少人数制で家族のように一人ひとりに寄り添う指導を徹底、毎年超難関校に合格者を輩出している。生徒は口コミと紹介だけで9割を超える。これまでののべ指導人数は2200名以上。第一志望校への合格率は一般的に25%といわれるなか、ジーニアスは約60%超の第一志望校合格率を誇る。中学受験だけでなく、高・大受験時、就職試験時、社会人になっても活きる勉強の仕方や考える力の育成などに、多くの支持が集まっている。