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【小学校低学年向け】本選びから構成まで徹底解説!中学受験にも役立つ読書感想文の書き方

2019年7月24日 石井知哉

小学生にとって、悩みのタネのひとつといえるのが「読書感想文」です。親としても悩まされることが多いのではないでしょうか。そこで、小学校低学年向けの「読書感想文攻略法」を紹介します。

低学年で読書感想文を書くことの意義

小学生にとって、作文を書く機会はあまり多くありません。学校で日記が宿題に出たり、運動会や遠足、社会見学などの行事の感想文を書いたりする程度で、作文に力を入れている塾に通う以外、書き方の指導をきちんと受けることもありません。

ところが、公立中高一貫校の適性検査をはじめ、中学入試でも作文が出題されることが増えています。自分の考えや意見を文章で表現する力は、今後ますます重視されていきます。

そのため、読書感想文のように「何かを読んでそれを題材に作文を書くこと」は、表現力を磨く良い機会なのです。作文が得意な小学生はあまり多くないので、低学年のうちに読書感想文を通じて作文に慣れておくことは、中学受験を有利に進めることにつながります。

もちろん、本を読むこと自体が中学受験に大いに役立つことは言うまでもありません。読書感想文は、「読む・書く」といった国語力を伸ばす絶好の素材なんですね。

低学年におすすめの読書感想文の書き方

小学校低学年向けの「読書感想文の書き方」を解説します。

低学年におすすめの読書感想文の書き方[1]子供の好きな本を選ぶ

本を読まなければ感想は書けませんから、まずは本選びからです。

一般的に、本は2種類に分けられます。

物語文:架空の人物や舞台を元にした、いわゆるフィクション
説明文:事実を元に、読み手に新たな知見を与えるもの

低学年のうちは物語文のほうが読みやすいかもしれませんが、重要なことは「子供の好きな本を選ぶ」ということです。興味・関心があるものを読めば、感想もたくさん出てきますし、それを伝えたいという意欲も高まり、感想文を書きやすくなります。

通販サイトでレビューを参考に本を購入するのもひとつの方法ですが、子供と書店や図書館に行って、手で触れてみながら子供が気に入った本を選ぶのがおすすめです。

低学年におすすめの読書感想文の書き方[2]ポイントを整理して書く

物語文の場合は、以下の4点を中心に感想を書くと良いでしょう。

・好きな登場人物
・嫌いな登場人物
・嬉しかった場面
・辛かった場面

説明文の場合は、以下の3点を中心に書きましょう。

・新たに発見したこと
・面白いと思ったこと
・もっと知りたいと思ったこと

低学年のうちは、「それはなぜ?」「どんなところが面白かった?」など、親がインタビュー形式で子供から話を引き出し、メモをとるのがおすすめです。メモをすると書くことが見えやすくなるので、感想文がグッと書きやすくなります。

完成度を上げるなら「構成」を意識して書く

ここまでのことを実践すれば、読書感想文を仕上げることはできます。しかし、せっかく書くならより良いものを書きたいですよね。

そこで意識したいのが、文章の構成です。

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石井知哉
この記事の著者

株式会社QLEA教育事業部部長。教育系Webサイト「School Post」を主宰。2000年、早稲田大学第一文学部 哲学科卒業。東京都の塾業界にて指導歴20年以上。現在は、東京都大田区で個別指導塾2校舎の教務・運営を統括する傍ら、千代田区麹町に超少人数制個人指導道場「合格ゼミ」を開設。豊富な実践経験に裏付けられた独自の理論とメソッドに基づき、小学校低学年から中・高・大学受験生、就職試験対策の指導にあたっている。幅広い学年・学力層・教科を対象に、個々の成長を最大限引き出す指導を得意とする。