コロナ禍の受験で大切にしたいこと ―― 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」
専門家・プロ
2020年8月18日
やまかわ
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中学受験と聞くと、難関校を目指す受験がどうしてもイメージされます。しかし、そうではない、あるいはそのやり方に疑問をもつご家庭は少なくないでしょう。この連載では、『ゆる中学受験 ハッピーな合格を親子で目指す』の著者である亀山卓郎先生に、親子で疲弊しない中学受験をテーマにさまざまなお話を伺います。
今年の中学受験は、コロナ禍で予想がつかない状況です。場合によっては、塾が再びオンラインだけの授業をするかもしれませんし、感染の波が入試期と重なってしまったら、試験が延期される可能性もあります。ですから今年は、何が起きても動じない学力を早い段階で築かなくてはなりません。つまり、例年以上に「備え」が大切です。
一歩一歩、亀のように
今年の中学受験は「コツコツと勉強する姿勢」が身についている受験生が強いでしょう。一方で「だろう運転」(状況を楽観的に都合よく予測して運転すること)のような心構えでいると、”大事故”が起きてしまう可能性もあります。これはどのレベルの志望校を目指していても、どこの塾に通っていたとしても同じです。
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