連載 桜井信一の中学受験相談室

夏期講習の宿題がこなしきれません。どのように進めていけばよいのでしょうか?|下剋上受験 桜井信一の中学受験相談室

専門家・プロ
2020年8月12日 桜井信一

『下剋上受験』でおなじみ、桜井信一さんが中学受験を考える親御さんのさまざまな悩みに答えます。今回は小5のお子さまをもつ親御さんからの相談です。

今回の相談

夏期講習がはじまりましたが、学校は8月の2週目まであります。連日講習があり宿題が出されるものの、昼間は15時半まで学校、夕方からは塾なので、こなしきれないまま蓄積されていきます。

テキストの内容は例年と同じと思われますので、普段の夏休みであればこなせる量だと思うのです。

宿題をする時間は、帰宅後に食事を済ませてから10時半までの約1時間半~2時間と、朝の登校前30分程度です。

どのように進めていけばよいか、アドバイスをいただけると助かります。

相談者:ペンギン
お子さまの学年:小5


桜井さんの回答

ペンギンさま、はじめまして。

今年は新型コロナウイルスの影響があり、特殊なケースだと思います。しかし、塾と学校の両立が厳しい、時間が足りない、そういう話であれば例年のこと、多くの人が持つ悩みですね。

そもそも宿題をこなせない原因って何でしょう。当時、私も考えたのですね。結論からいうと、「圧倒的に遅い」のです。塾の宿題も学校の宿題も、とにかく遅いのです。塾でいえば、図形の問題の宿題が出ると多くの子が遅い。どうして図形になると遅いのか…、図形は他の単元よりも計算手順の差が解く時間の差に大きく影響するからなのです。

学校の宿題もそう。とにかく遅い。丁寧にとか雑とかそういう話以前に集中力がないのです。同じことを1時間続ける勉強体力がないのです。

私がそうでした。勉強なんてしたことのない大人が急に問題集と格闘でしょう。集中力がもたないのです。すぐに他のことをしたくなる。同じことを続けることが苦しいのです。


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※記事の内容は執筆時点のものです

桜井信一
この記事の著者
桜井信一 専門家・プロ

オンライン塾「下剋上受験塾」主宰。中卒の両親のもとで育ち、自らも中卒になる。 娘の下剋上のために一念発起して小5の勉強からやり直す。塾には行かず、父娘の二人三脚で偏差値を41から70に上げ、100%不可能とされた最難関中学「桜蔭学園」を目指した。その壮絶な受験記録を綴った『下剋上受験』はベストセラーに。 2017年1月には待望のドラマ化。学習講座「桜井算数教室」「国語読解記述講座」にはのべ2000人の親子が参加し人気を博した。2020年、オンラインの「下剋上受験塾」を立ち上げた。

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