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船が浮くのはなぜ?「浮力」について考えてみよう|なるほどなっとく 中学受験理科

専門家・プロ
2021年5月28日 水溜 兼一(Playce)

学習範囲が広く、難しいイメージがある理科の中学入試問題。難関校に多くの子どもを合格させてきたカリスマ講師・小川眞士さんが、子どもの理科力を育むためのヒントを伝えます。

入試理科では、理科的思考力が求められます。子どもの理科的思考力を養うためには、普段から身の回りのいろいろな事象に興味を持ち、その原因を理科的視点で捉える姿勢が大切です。今回は、さまざまな事象のなかから「浮力」にフォーカスして、小川先生にお話いただきます。

物が水に浮くのは「浮力」が影響している

港や海では、いろいろな船を見ることができます。特に何万トンもの巨大な客船やコンテナ船などはその大きさに圧倒されますね。でも、なぜあんなに大きな船が沈まずに浮かんでいられるのかを考えたことはありますか? ほんの手のひらサイズの小石は簡単に沈んでしまうのに……。じつは、いろいろな物が浮いたり沈んだりするのは、「浮力」が影響しています。浮力とは、「液体中にある物体が上向きに受ける力」のことです。

浮力を知るためには、まず「水圧」を理解する必要があります。水圧とは、水中で物体に働く圧力のことです。水の中にある物体は、下図のようなイメージで、すべての方向から水圧を受けます。そして、


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小川眞士
小川眞士 専門家・プロ

小川理科研究所(東京都豊島区)主宰。都内の中学校教諭を経て、四谷大塚進学教室理科講師に。開成や桜蔭の特別コースを約25年間担当、コース生28人全員が開成中学に合格した実績を持つ。教務主任や副室長も務めた。2009年4月に小川理科研究所を開設。主な著書に、『中学受験 理科のグラフ完全制覇』(ダイヤモンド社)、『これだけ理科』(森上教育研究所スキル研究会)、『カンペキ小学理科』(技術評論社)がある。

この記事の著者

雑誌・新聞の編集・ライターを経て、現在は、通信教育企業のキュレーションサイトや大学案内のライティングなどを担当。