連載 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」

「ゆる中学受験」に込めた思い[後編] ―― 親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」

専門家・プロ
2021年7月14日 やまかわ

中学受験と聞くと、難関校を目指す受験がどうしてもイメージされます。しかし、そうではない、あるいはそのやり方に疑問をもつご家庭は少なくないでしょう。この連載では、『ゆる中学受験 ハッピーな合格を親子で目指す』の著者である亀山卓郎先生に、親子で疲弊しない中学受験をテーマにさまざまなお話を伺います。

進学個別桜学舎で塾長を務める亀山卓郎先生のコラム「親子で疲弊しない「ノビノビ中学受験」」の連載が、おかげさまで50回目を迎えました。そこで亀山先生が提唱され、そして著書のタイトルにもされている「ゆる中学受験」について、改めてそこに込められた思いを2回に分けてお聴きします。

今回は前編に続き、後編です。

勉強は面白い 人生は面白い

―― 亀山先生の著書『ゆる中学受験 ハッピーな合格を親子で目指す』の巻末には、「勉強は面白い 人生は面白い」との一文が記されています。この言葉の真意について、改めて教えていただけますか?

まず私の話で恐縮ですが、10代の頃は自分の興味のあることだけ勉強して、やるメリットがないと判断した勉強はほとんどしない学生でした。当然ながら好きな科目は点数が取れる一方で、嫌いな科目は成績が悪かった。そうは言っても受験勉強となれば嫌いな科目も勉強しないといけないので、自分なりに「わかる部分」「わからない部分」を分析しつつ、わかる部分を増やしながら受験をなんとか乗り越えました。そして受験勉強のなかで培われた「自分で勉強していく力」は、その後の人生でもムダにはならなかったんです。

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亀山卓郎
亀山卓郎 専門家・プロ

かめやま たくろう|明治学院高等学校、成城大学卒業。大手塾・個人塾などで教務経験を積んだ後、2007年に転居のため千葉県及び江戸川区の塾を閉鎖し、台東区上野桜木で「進学個別桜学舎」をスタート。首都圏模試の偏差値で60を切る学校への指導を専門に「親子で疲弊しないノビノビ受験」を提唱している。TJK東京私塾協同組合員、第一薬科大学付属高校上野桜木学習センター長。YouTube「下町塾長会議」構成員。著書「ゆる中学受験ハッピーな合格を親子で目指す」(現代書林)、「めんどうな中学生(わが子)を上手に育てる教科書」(ブックトリップ)、構成・問題監修「LIZ LISA Study Series中1/中2」、監修「おっぱっぴー小学校算数ドリル」(KADOKAWA)

この記事の著者

編集・ライター。学生時代から都内で6年間塾講師を務める。塾講師時代は、おもに作文・国語・英語の科目を担当。小学生から中学生までの指導にあたる。現在は編集・ライターとして教育関連をはじめ、街歩き・グルメ記事の執筆取材をおこなう。