中学受験ノウハウ 連載 中学受験との向き合い方

勉強方法を見直すときに親は子供にどう声をかける? ―― 中学受験との向き合い方

専門家・プロ
2022年3月19日 やまかわ

首都圏の一部では、4人に1人の小学生が挑戦するともいわれる中学受験。子供の受験に親はどう向き合えばよいのでしょうか。この連載では、『中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由』の著者である、田中純先生に中学受験との向き合い方をテーマにさまざまな話を伺います。

「勉強がはかどらない」「成績が伸びない」―― 受験勉強にこうした停滞期はつきものです。そんなときは、今やっている勉強方法が子供自身に合っているのか、一度見直すことも大切です。もしも新たな方法が見つかり、それによって気持ちよく勉強することができれば、すぐに結果が出なくとも、思わぬ成長曲線を描くことがあるかもしれません。今回は勉強方法を変える際のいくつかの注意点について解説します。

勉強方法を見直すときのポイント

子供にやる気があり、滞りなく勉強を続けていて、順調に成長しているのであれば、勉強方法を見直す必要はありません。そのままどんどん続けていけばOKです。その一方で、やる気が出ている様子が見えない、勉強の時間は長いものの成果に反映していない……こうした場合は勉強の過程のなかに「煩わしさや不快感が伴う要素があるかどうか」を、親子で一度点検してみましょう。

アドバイスを鵜呑みにしない

これまで取り組んできた勉強方法に問題点を見つけたら、塾や学校の先生、ママ友・パパ友に相談したり、あるいはインターネットでも解決の糸口が見つかるかもしれません。ただ、ここで大切なことは、なんでもかんでも鵜呑みにしないということです。「ああしてみたら?」、「だったら、こうしてみたら?」などと「やり方」をころころ変えさせて、振り回してしまうのはお勧めしません。船頭が多いと船が山に上がってしまいます。まずはお父さん、お母さんが相談して、わが子に実践できる内容なのかどうか、どのような形であれば実践できるのか、どう伝えるべきなのかをじっくりと吟味してみる必要があります。方針が定まったら以下のような形でお子さんに提案をしてみましょう。

「まずは少しの間だけ試してみようよ」

中学受験となると、合格・不合格、成功・失敗という観点から、一つひとつの成果を求めがちです。やり方を変えることで成績が伸びなくなるんじゃないか……、という不安を持つ親子もいるでしょう。しかし、一定期間実践してみないとわからないこともあります。楽器の奏法やスポーツの練習方法も同様でしょう。

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田中純
田中純 専門家・プロ

開成中学校・高等学校、国際基督教大学(ICU)教養学部教育学科卒業。神経研究所付属晴和病院、中高教諭、学校カウンセラーを経て公文国際学園開講準備に参加。現在は赤坂溜池クリニックやNISE日能研健康創生研究所、コミュニティ・カウンセラー・ネットワーク(CNN)などでカウンセリングやコンサルテーションを行っている。相性はDon先生。著書「ストレスに負けない家族をつくる」「中学受験は挑戦したほうが100倍子供のためになる理由」(みくに出版)。公式YouTubeはこちら

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この記事の著者

編集・ライター。学生時代から都内で6年間塾講師を務める。塾講師時代は、おもに作文・国語・英語の科目を担当。小学生から中学生までの指導にあたる。現在は編集・ライターとして教育関連をはじめ、街歩き・グルメ記事の執筆取材をおこなう。