中学受験ノウハウ 連載 なるほどなっとく中学受験理科

【後編】志望校、受験校をどう選ぶ?|なるほどなっとく 中学受験理科

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学習範囲が広く、難しいイメージがある理科の中学入試問題。難関校に多くの子どもを合格させてきたカリスマ講師・小川眞士さんが、子どもの理科力を育むためのヒントを伝えます。

中学受験で学校選びに悩む方は少なくないでしょう。数ある学校の中からわが子に合った学校をどのように選べばいいのか? 長年、受験生を指導されてきた小川先生に2回にわたりお話を伺います。後編は、大学付属校の選択や、同じ学校を複数回受験すること、さらに学校見学のポイントについて伺います。

前編はこちら

中学・高校時代は大学受験のためのもの?

──前回に続き、志望校の選定について伺います。大学付属校を選ぶことについてどう思われますか? 大学まで一貫で進めるメリットがある反面、途中で進路が変えづらいというデメリットもあると聞きます。

「付属校に行くと、大学まで進路が縛られる」と、中学入学の段階で心配する必要はありません。付属校ですから進学校に比べて大学との関係が深いことはありますが、いまは付属高校から大学への推薦入学権を保持したまま、他大学を受験し、不合格なら推薦入学権を行使できる、いわゆる「他大学受験」を認める学校も増えています。

また、もし他大学受験ができなかったとしても、子どもが自分の夢を叶えたい場合――たとえば、子どもが中高6年の学びを経て「医者を目指したい!」と本気で思ったとします。それで、付属の大学側に医学部が無いとしたら、その子は自分で医学部のある大学を受験したいと言いますよね。

ですから、付属校だから進路が狭まるといった見方はしなくてもいいと思います。中高と進んだら、子どもが自分の進路を自分で決める力をつけてほしいですよね。そういう意味でも、中学に入学したら親は今までよりも一歩引いて、子どもを信じて進路を見守る姿勢が大事ではないでしょうか。

──中学に入学したら親は一歩引いて子どもの進路を見守る姿勢が必要とはいうものの、中高の勉強はいい大学に行くため、と考えたくなる面はありそうです……。

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小川眞士
小川眞士 専門家・プロ

小川理科研究所(東京都豊島区)主宰。都内の中学校教諭を経て、四谷大塚進学教室理科講師に。開成や桜蔭の特別コースを約25年間担当、コース生28人全員が開成中学に合格した実績を持つ。教務主任や副室長も務めた。2009年4月に小川理科研究所を開設。主な著書に、『中学受験 理科のグラフ完全制覇』(ダイヤモンド社)、『これだけ理科』(森上教育研究所スキル研究会)、『カンペキ小学理科』(技術評論社)がある。

この記事の著者

雑誌・新聞の編集・ライターを経て、現在は、通信教育企業のキュレーションサイトや大学案内のライティングなどを担当。