
【小6理科/てこと力のつりあい】支点を決めて、てこの計算を攻略しよう|中学受験のツボ[理科編]
今回のテーマは「てこの計算」です。
単純な「てこ」だと答えられても、おもりやバネばかりなどがゴチャゴチャついてくると、混乱してしまうお子さんが多いです。
でも、一見すると複雑そうな計算問題も、考え方を変えれば解決できるんです。その方法を、一緒に見ていきましょう。
モーメントを理解しよう
まず、てこの問題を考えるうえで重要な考え方は、「モーメント」というものです。
「棒を回転させる働き」とも言います。
これは「支点からの距離×重さ」で決まってきます。
支点からの距離や重さは目に見える具体的な量ですが、モーメントは架空の数字なので、慣れるまでは少し厄介かもしれません。
モーメントを理解するために、次の【図1】のてこのつりあいを考えてみましょう。棒や糸の重さは無視できるとします。
【図1】
てこの問題を解くうえで重要なことは「支点を決めること」です。
支点が定まらないと、支点からの距離が求められないので、まず最初に支点を決めます。
この図をもとに、お子さんに「支点はどこ?」と聞いてみましょう。
おそらく、ほとんどのお子さんが「天井と棒をつなぐ点C」と答えると思います。
その答え自体は間違ってはいません。
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