【小5国語/問題解法】選択肢に頼らない解き方とは?|中学受験のツボ[国語編]
今回は選択肢問題についてのお話です。
「選択肢問題を解くときに、本文を読まずに、選択肢だけを読んで答えを選んでしまう」
お子さんに、こんなクセはありませんか?
Contents
本文を読まないで解くと
「本文を読まないで解く」というのは、国語の長文読解の問題を解くうえで非常に怖い行動です。
長文読解の基本は、まずは指示語や接続語のチェック、要約などをおこなって、丁寧に文章を読んでいくことです。
そのため、問題を解く前にひたすら文章の読解だけをやって、読解の仕方を身につけさせることが先なのです。
こうして読解の仕方を身につけてから、その次の段階として選択肢問題などの解き方に入っていくわけです。
ですから、「本文を読まずに、選択肢だけを読んで答えを選んでしまう」というクセがあるお子さんは、国語の勉強にたくさんの時間をあてても、成績を伸ばすことは難しいでしょう。
そこで今回は、このクセを直していくためのコツをお教えします。それではいきましょう!
問題文の誘惑
子供たちは、問題文の誘惑に弱いです。
たとえば、次のような接続語の問題。
■例文
私はテスト勉強をした。<A>テストは0点だった。
■問題
<A>に入る接続語はなにか?
ア:したがって
イ:つまり
ウ:だが
エ:そして
この問題に対して、接続語の意味や働きを考えて答えていればバッチリです。
しかし、いきなり選択肢の言葉に飛びついて、それぞれ<A>に当てはめてみて、語感で選んでしまう子もいます。問題文の誘惑に負けてしまった子です。
とじる
お気に入り機能は
会員の方のみご利用できます
会員登録のうえログインすると
お気に入り保存できるようになります。
お気に入りのコンテンツは、
マイページから確認できます