中学受験の塾選びは「とりあえず大手進学塾」でもOK?|今一度立ち止まって中学受験を考える
中学受験をするのなら、塾を利用することをおすすめします。中学受験の勉強は、小学校の授業で習う内容とはかけ離れていて、そのための対策が必要だからです。では、何を基準にして塾を選べば良いか。「とりあえず大手進学塾へ」という考え方がありますが、この考えは間違っているのでしょうか? あらためて考えたいと思います。
「とりあえず大手進学塾」の是非
首都圏で中学受験塾を検討する場合、大手進学塾、とりわけSAPIX、早稲田アカデミー、日能研、四谷大塚といった四大塾は検討候補になるでしょう。
こうした大手進学塾に通う最大のメリットは、必要な学習カリキュラムが整っていることです。近年は入塾が早期化していますが、中学受験の勉強が本格的にスタートするのは3年生の2月(新4年)からです。大手進学塾のカリキュラムは、そこから入試までの3年間、通常授業に加え、春期・夏期・冬季の講習、志望校別特訓などを用意していて、学年毎にいつ何を勉強するかというスケジュールを整備しています。それに沿って学習をしていけば、モレなく効率的・効果的に勉強を進められるようになっています。
また、大手進学塾はテキストやテスト・模試作成もしていて、そのための研究スタッフがいます。当然、最新の入試動向なども把握しています。さらに、多数の塾生を抱えているので、中学受験を終えて私立中高一貫校へ進学した多くの卒塾生から、進学先の学校の情報を得やすいという強みもあります。
大手進学塾のデメリットとしては、
とじる
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