中学受験ノウハウ 連載 親子のノリノリ試行錯誤で、子供は伸びる

志望校があるのに勉強しない……。受験スイッチが入らない子に教えるべきは「正しい目標の立て方」 ―― 親子のノリノリ試行錯誤で、子供は伸びる

専門家・プロ
2023年9月13日 菊池洋匡

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自ら伸びる力を育てる学習塾「伸学会」代表の菊池洋匡先生がおくる連載記事。「親子で楽しく試行錯誤することで、子供が伸びる」ということを、中学受験を目指す保護者さんにお伝えします。

こんにちは。中学受験専門塾 伸学会代表の菊池です。

まだまだ残暑が厳しい日が続いていますが、陽射しは少しずつやわらいできましたね。

もうすぐ秋分です。

秋が訪れとともに、各塾で入試に向けた対策講座が始まり、受験生の親御さんたちにも本番が近いという緊張感が漂ってくるのではないでしょうか。

一方で、子どもの方はまだまだ実感が無く、スイッチが入らない子たちも多いです。

そんな我が子を見ていると、やきもきする親御さんも多いと思います。

特に、多くの親御さんをイライラさせるケースが、口では「○○中学校に行きたい」と言うくせに行動が伴わないパターン。

4・5年生のうちはまだ志望校もあいまいで、やる気がわかなくても仕方ないかと大らかに見守っていられた親御さんも、志望校がしっかり決まり、そして合格するには成績が足りないという状況でも本腰を入れて勉強する姿が見られないと、さすがに焦りを感じてしまいますよね。

その親御さんの気持ちも無理はありません。

そこで、今回は志望校があるのに行動が伴わない理由についてお話ししようと思います。

なぜ、志望校があるのに、志望校に合格するために努力をしない子が多いのでしょうか?

合格に向けて努力できる子との違いはなんなのでしょうか?

もちろん理由はケースバイケースですが、今回はたくさんある理由の中でも典型的なものを1つお伝えします。

我が子にあてはまるところが無いかを確認してみてください。

子どもは「目標」と「願望」の区別がついていない

多くの子にありがちな努力をしない理由の1つは、『ほしいものを手に入れるために何をしたら良いかを具体的に考えていない』ということです。

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菊池洋匡

菊池洋匡

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中学受験専門塾 伸学会代表。開成中学・高校・慶應義塾大学法学部法律学科を卒業。算数オリンピック銀メダリスト。大学生時代にアルバイトで塾講師をはじめ、情熱を持って取り組むうちに、子供たちの成績を上げるだけでなく、勉強を楽しむ気持ちや困難を乗り越え成長していくマインドを育てる方法を確立。その後、15年の塾講師生活で生徒と保護者に「勉強には正しいやり方がある」ということを一貫して伝え続ける。著書に『小学生の勉強は習慣が9割 自分から机に向かえる子になる科学的に正しいメソッド』(SBクリエイティブ)『「やる気」を科学的に分析してわかった 小学生の子が勉強にハマる方法』(秦一生氏との共著、実務教育出版)『「記憶」を科学的に分析してわかった 小学生の子の成績に最短で直結する勉強法』(実務教育出版)。

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