連載 ホメ夫先生のやる気引き出し術

植民地を「食ミンチ」と勘違い。「鉄板の失敗談」はありますか?|全力珍回答! ホメ夫先生のやる気引き出し術(9)

専門家・プロ
2015年11月24日 辻義夫

こんにちは。辻・E・ホメ夫です。

ずいぶん寒くなってきました。受験生は入試直前!過去問演習にも気合が入っているのではないでしょうか。

さてみなさん、寒い時期、体調にはお気をつけくださいね。実は寒い時期こそ食中毒に気をつけよう、というのは近年ではわりとよく言われることらしく、ノロウィルスなどによる中毒事故の話も、みなさんニュースなどでちょくちょく耳にするのではないかと思います。

さて、今回は「食」で思い出した、文句なしに痛快かつおバカな「正統派珍回答」をお送りします。実はこの珍回答の主はすでに大人の女性、私と今でも親交のある元教え子ですが、この珍回答を「鉄板ネタ」としてまわりの方とのコミュニケーションに使っています(笑)。

「ショクミンチ」って食ミンチ?

ホメ夫「この当時、イギリスは世界中の色いろんな所に植民地を広げていったわけや」(ホメ夫は関西人です)

生徒「へえぇ、ショクミンチ? 世界中に? すごいね」

ホメ夫「イギリスは当時、『世界の4分の1を握っている』って言われたらしいで。『アメリカやロシアはイギリスの畑や!』みたいなことを言ってたらしい」

生徒「ほんま? でもなんで畑? ショクミンチばっかりだと飽きるから?」

ホメ夫「ん?何を言うとるんや??……おまえ、ちょっとここにショクミンチって書いてみ」

生徒「……」

みなさん、もうこの先はご想像がついているかもしれませんね。。。

彼女が書いた衝撃の「ショクミンチ」は……、

「食ミンチ」

……。

漠然と、世界中にどんどんミンチ工場を作っている感じの想像をふくらませていたそうです(笑)。

「鉄板」の失敗談は人と打ち解ける時の大きな武器に

笑いでしばらく会話ができなかった記憶がありますが、今でも彼女はこの話を鉄板ネタとして、いろんな人とのコミュニケーションに使っていて、初対面の人との会話で笑いをとっています。

こういった自己開示は、人と打ち解ける時の大きな武器になるので、それを上手に活用しているわけです。誰かを傷つけない自分の失敗談で相手をなごませるのが上手で、誰からも愛されている彼女。

人の魅力はさまざまですが、そんな彼女を見ていると、失敗もしてみるものだな、と素直に思えてしまいます。今日もどこかで初対面の誰かに「ショクミンチ」の話をして爆笑させているに違いありません。

みなさんにも、そんな「鉄板」の失敗談はありますか? もしもあったら、ぜひお子さんに話してあげてください。大好きなお父さん、お母さんの失敗談からなら、お子さんは特に多くのことを学ぶはずです。

そして、ときにはそんな失敗をするお父さん、お母さんがもっと大好きになるとも思うのです。

※この記事は、「マイナビ家庭教師」Webサイトに掲載されたコラムを再編集のうえ転載したものです


■全力珍回答! ホメ夫先生のやる気引き出し術 バックナンバー

※記事の内容は執筆時点のものです

辻義夫
この記事の著者
辻義夫 専門家・プロ

中学受験情報局「かしこい塾の使い方」主任相談員

つじ よしお大手進学塾での指導経験を経て、中学受験専門プロ個別指導SS−1創設メンバーとして副代表、現在は顧問を務める。「わくわく系中学受験理科」と称される指導法、勉強法は「楽しく学べて理科系科目が知らない間に好きになってしまう」と好評。子どもの良いところをほめまくることから「辻・アインシュタイン・ホメ夫」の異名を持つ。「カレーライスの法則」「ステッカー法」など子どもが直感的に理解できて腑に落ちる解法を編み出す名人でもある。著書に『頭がよくなる 謎解き理科ドリル』(かんき出版)『中学受験 見るだけでわかる理科のツボ』(青春出版社)『中学受験 すらすら解ける魔法ワザ 理科・計算問題』(実務教育出版)などがある。

中学受験情報局「かしこい塾の使い方」 https://www.e-juken.jp/