中学受験ノウハウ 連載 今一度立ち止まって中学受験を考える

子どもの足を引っ張る、親の思い込み|今一度立ち止まって中学受験を考える

専門家・プロ
2019年3月21日 石渡真由美

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中学受験は親のサポートが不可欠です。ところが、親御さんの間違った思い込みで、子どもの足を引っ張ってしまうケースが少なくありません。親にありがちな思い込みについて、今一度考えてみたいと思います。

「理科・社会なら直前期の暗記でなんとかなる」という思い込み

中学受験の勉強は難度が高く、カリキュラムが整った専門塾に通うのが一般的です。しかし、塾では解法は教えてくれるものの、子ども一人ひとりに対して知識が定着したかどうか、といった細かなチェックまではしてくれません。そのため宿題やテスト対策などは家庭で進めていくことになります。

中学受験の家庭学習というと、「自身も中学受験経験あり」という親のほうが、子どもの受験に有利かに思えます。しかし、経験者の親御さんは、自分の中学受験経験を基準に比較・判断をしてしまうことが珍しくありません。なかには、「理科・社会なら、直前期の暗記でなんとかなる」という思い込みをしている親御さんがいらっしゃいます。

たしかに、

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宮本毅

宮本毅

  • 専門家・プロ

1969年東京生まれ。武蔵中学・高等学校、一橋大学社会学部社会問題政策過程卒業。大学卒業後、テレビ番組制作会社を経て、首都圏の大手進学塾に転職。小学部および中学部で最上位クラスを担当し、多数のトップ中学・高校に卒業生を送り込む。2006年に独立し、東京・吉祥寺に中学受験専門の「アテナ進学ゼミ」を設立。科目間にある垣根は取り払うべきという信念のもと、たった一人で算数・国語・理科・社会の全科目を指導している。また「すべての子どもたちに自発学習を!」をテーマに、月一回の公開講座を開催し、過去3年間でのべ2000名近くを動員する。若い頃からの変わらぬ熱血指導で、生徒たちの「知的好奇心」を引き出す授業が持ち味。YouTubeチャンネル「アテナチャンネル」を運営。

■著書

『はじめての中学受験 これだけは知っておきたい12の常識』(ディスカヴァー・トゥエンティーワン)『中学受験 同音異義語・対義語・類義語300』(中経出版)『文章題最強解法メソッド まるいち算』(ディスカヴァー・トゥエンティーワン)『中学受験 ゴロ合わせで覚える理科85』(KADOKAWA出版)『中学受験 ゴロ合わせで覚える社会140』(KADOKAWA出版)『ケアレスミスをなくせば中学受験の9割は成功する』(KADOKAWA出版)『合格する子がやっている 忘れない暗記術』(かんき出版)

石渡真由美

  • この記事の著者

フリーライター。子供の誕生をきっかけに、わが子の成長に合わせ、ベビー雑誌、育児・教育雑誌、塾専門誌で取材執筆。6年前に子供の中学受験を経験したものの、国立大学の附属中学で併設高校が無かったため、その3年後に“高校受験生の母”、またその3年後に“大学受験生の母”も体験。中・高・大の3つの受験を知る受験ライター。