入試本番目前! 今、受験生とその親がすべきことは?|今一度立ち止まって中学受験を考える
1月10日から埼玉入試、20日から千葉入試がスタートし、いよいよ2月から首都圏の中学入試が本格化します。すでに合格を手に入れた埼玉県・千葉県の受験生のなかには、中学受験にピリオドを打った子もいるでしょう。しかし、東京都・神奈川県の受験生の本番はこれからです。本番までの期間、受験生とその親は何をすべきなのでしょうか?
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1月受験の合格は謙虚に受け止め、不合格はチャンスと捉える
すでに多くの受験生は、本番前の「前受験」で、埼玉県・千葉県の入試に挑んだことと思います。近年は、1月の「前受験」でも安全校とチャレンジ校の2校を受けるのが主流です。この「前受験」で合格をひとつ取っておくと、気持ちとしては安心しますが、不合格になってしまうこともめずらしいことではありません。
というのも、地元の埼玉県・千葉県以外に、東京都・神奈川県からたくさんの受験生が押し寄せてくるために、受験者数が5000人を越える学校もあるからです。不合格はつらいですが、「今ここで弱点に気づけてよかった」とプラスに捉え、本番へ気持ちを向けていきましょう。
長年、中学受験生を見てきて思うのは、「子どもは案外メンタルが強い」ということ。不合格だった場合、もちろん合格発表当日は落ち込んだり、泣いたりもしますが、その晩に好物のハンバーグを作ってあげたり、「大丈夫よ、本番はこれからなのだから!」と親御さんが明るく励ましてあげたりするだけで、「そうだよな。僕の行きたい学校の入試はこれからだもん!」とすぐに気持ちを切り替えることができます。ですから、保護者のみなさんがそれほど心配することはありません。
逆に気をつけてほしいのが、
とじる
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